疲労がたまってきましたが、3日連続の朝活です。
青物は釣れる期間が限られているので、釣れるうちに楽しみますよ~。
潮周りはゴールデンとも言える大潮明けの中潮2日目です。
昨日は私のホームは渋かったものの、東京湾湾奥のメジャーポイントでは爆釣だったようです。
ワラサやブリの釣果も上がっており、夢がありますね。
とは言ったものの、連日食い渋っている状況からして今日も簡単には釣らせてくれないんだろうと睨んで釣行に臨みます。
そこで、急遽プラグを一つだけ持っていくことにしました。
選んだのは嵩張らず、手持ちでジグケースに唯一入るモンスターショット。
他のプラグを殆ど伊豆に置いてきてしまったので、密かに使用機会を伺っていました。
ちなみに、私は状況に合うベストなルアーを考え使っています。
つまり、無理してプラグで釣ろうみたいなチャレンジ精神などは普段なく、いつものパターンを見てよりベストな誘いをかけられるのがペンシルと思って選択しました。
周りが主に投げているのはジグやスピンテール、バイブレーション、ミノーなどです。
ワームはともかく、自分の周りでペンシルを使っている人は一人もいませんが、今回は本気でベストな選択と思っています。
釣れている人を真似するのも大事ですが、釣果をあげている自分を信じてみることにしました。
釣れるパターンやタイミングがこの2日間で分かり切っているので、使うタイミングや釣る為のビジョンは構築済みです。
後は狙った通りにルアーを動かして食わせるだけ!
さて、本日は夜明け直前に到着し、スロースタートです。
風もなくていい陽気ですが、土曜日なので人でごった返しています。
昨日と同じパターンとは限らないので、堅実にバイブレーションから投げていきます。
しかし、今日は様子がおかしい、ボラも全くいません。
これはイナダに追われて散っているのかと思いましたが、それにしても魚っ気が全くありません。
とりあえずバイブは無理だなと、扁平ジグでフォールをメインに中層以下をメインにじっくり探ります。
そうこうしているうちに潮止まりを迎え、ボラが回遊してきました。
ひとまず魚っけが出て来たので、釣れるタイミングは今日も満潮からの下げと仮定し、ボラを観察することにしました。
大量のボラはかなり怯えており、ルアーを通すと派手に逃げ回ります。少なからずフィッシュイーターを意識しているようです。
加えて水面にいる群れが会敵を避けるように急旋回しており、食い渋っているもののイナダは付近にいると考察。
下げが効き始めましたので、ここからは集中して臨みます。
既に釣り場には諦めムードが蔓延し、投げずに座り込んでいる人も少なくありませんが、釣れる可能性が高いのはここからなんです。
現状で魚がいる可能性が高いのは沖の潮目。流れが出来たおかげか一直線に力強く入っています。
ここで、唯一魚がいるであろう沖の潮目までルアーを届け、駆け上がり付近をゆっくり通す為に、ヘビーシンペンをチョイスします。
いつものパターンに潮目を絡めるイメージで使います。
しかし、なかなか反応は得られず、いつもならとっくに飽きてルアーチェンジ頃合いです。
引き抵抗の少ないスローな釣りは、バイブやミノーよりも巻き感に欠けるので続けるのが難しいと思います。
私が普段なら見切る7時半を超え、下げの潮流が強くなってきました。
自分を信じてひたすら投げ続けます。
陸から見て払い出しの潮に乗せ、ドリフトチックにフォールを交えながら、潮目の中をゆ~っくりと巻いているとガツガツっ!
アタリは意外にも豪快に出ました。
いつもより緊張感たっぷりのファイトの末、無事ネットインー!
ランディングしてくれた方、ありがとうございます;;
時刻は8時を迎えようとしており、タイムリミットぎりぎりの中で粘り勝ちでした。
ルアーは顎下に外がかりしており、口と顎にかかって口部分はフックアウトしたようです。
これをバラしていたら今日の夢に出るところでしたよ…。
今日も腹パンでスタミナのある個体でした。
帰って捌きましたが、本日もコノシロが一匹入っていました。
沖で捕食した後に回遊してきたようですね。
サイズは47センチ、今回遊している群れでは中々50センチに届きませんね。
ここ最近の経験から周りとは敢えて違うことをしましたが、上手く型にハマりました。
狙った場所で狙った通りに食わせた最高の一匹です。
さて、朝活で疲労が溜まってきたこともありますが、潮周りのズレも含めて下げ調子を感じた為、一旦休憩することにしました。
次の回遊を楽しみに待ちましょう。
10/12追記
予想通り、この3日間イナダは全く釣れていないようです。

