2021年11月2日 中潮
約1か月ぶりの東京湾湾奥です。
10月下旬頃、東京湾湾奥ではワラサの大回遊があったようですね。
私は暫く伊豆の方にいたのですが、月末に千葉に戻ってきました。
しかし、数日前にワラサは離岸してしまったようで…残念に思いつつも残党ワラサを狙います。
本日は珍しく、午後13時からのスタート。
湾奥では、満潮周りに青物が接岸する傾向が高いので、干潮前後の朝まずめは切りました。
夜通しラインとフック交換をしており、決して眠くてさぼったわけではないが!?
(ちなみに1号→1.5号、太軸フックへ交換しました。)
冗談はさておき、今日の潮周りは上げ7分から始まり、14時30分頃に満潮を迎えます。
そして、日没にかけて下げ7分とゴールデンタイムを抑えてのエントリーです。
釣り場に着くと釣り人はほぼおらず。
常連の知り合いがいたので話を聞くと、今日も何も釣れないと…。
サヨリ釣りの方がいましたが、直ぐに納竿されて貸し切り状態です。
海の状況は軽く波立っているものの、濁りが強くボラ以外のベイトは見当たりません。
今日はワラサの事しか考えていないので、ジグとミノーをメインに投げ倒します。
シーバスのボイルがちょこちょこありますが、青物は一切反応なし!
ひたすら無の時間が過ぎ、日が暮れ始めてしまいました。
もう無理かと思った矢先、ベイトを追いかけての凄まじいボイル発生!
単発ボイルでしたが、青物らしい派手なボイルで期待が高まります。
125のミノーをメインに投げていましたが、目立たせる為に145に変更。
ひたすら信じて巻き続けますがバイトがありません。
急速に暗くなり始め、海面も視認しづらくなってきました。
最後の望みでルアーチェンジ。
選んだのはセットアッパー110S-DR。
普段クリアカラーばかり投げている私にしては珍しい、ゴールドカラーのラトルインです。
考えてみれば、今のベイトはイナッコかコノシロしかおらず、サイズ的にはマッチザベイト。
追い風も合わさり、イナッコに当たる感触を頼りに広く探っていきます。
正に日が落ちる寸前、イナッコボールを抜けた直後のひったくるバイト!
ラインには余裕があるものの、ロッドは柔らか目なので慎重にやりとりします。
一度突っ込まれそうになりましたが、10分程やりとりし抵抗もかなり弱まりました。
一瞬浮かせたところで、合流した知り合いの方がタモを出してくださり無事ネットイン。
ナイスサイズのワラサです。
フックアウトしないか心配でしたが、ガッチリフッキングしていました。
実は、このルアーだけフックを変えていなかったので掛かりが浅かったらやばかったですね…。
そういった物に限ってヒット…あるあるかもしれません。
使用ルアーはダイワのセットアッパー110S-DR、カラーはラトリンゴールドレインボーです。
他のサイズやクリアカラーは飽きるほど投げ倒しましたが、変えた途端のヒット。
サイズ感、ラトルでの水中音、濁りの中でのアピールカラー。
このどれか、はたまた全てが効いたのかもしれません。
胃袋の中には小さめの背骨が入っていました、未消化の魚はおらずセレクティブな状況だったように思います。
今後の潮周りに合わせて、また回遊があるかもしれません。
暫くは夕活も頑張っていきたいと思います。