
こんにちは、伊豆釣り.comです。
様々なルアー用途でマルチに使い込んでみましたので、実釣での使用感を徹底レビューしていきます。
私が購入した番手はC3000XG。
アルテグラの汎用性を活かし、春シーズンのエギングとシーバス、初夏のライトショアジギングとハタゲームなど幅広く使用してみました。
実際の釣果としては「キロアップアオリイカ・ドラゴンタチウオ・ヒラスズキ・オオモン、アカハタ、小型青物」などなど…。
25アルテグラを実際に使い込んだユーザーとして忖度なくレビューしていきますので、1~2万円クラスのリールで迷われている方は参考にしていただければ幸いです。
他機種との性能比較や用途に適した選び分けなども併せて解説していきますね。
25アルテグラの特徴とざっくり評価

25アルテグラのざっくり評価は以下の通り
剛性:★★★★☆
軽さ:★★★☆☆
巻き感:★★★☆☆
パワー:★★★★☆
ドラグ性能:★★★☆☆
コスパ:★★★★★★
25アルテグラはコアソリッドシリーズの最下位に位置するエントリーモデル。
昨今のダイワリールは一貫して低慣性へと舵を切っていますが、アルテグラは真逆で高慣性が特徴のリールですね。
細かいスペックは割愛しますが、ギア周りの剛性強化、アンチツイストフィンの搭載、軽量化が新モデルでの進化点となっています。
実売価格的にはダイワレグザやフリームス等がライバル機となりますが、アルテグラは若干ヘビーユース適性のあるバランス型のリールで、方向性を鑑みると25カルディアが競合機といったところでしょうか。
ただし、両機は実売価格に1万円近い差がありますので、予算的に25アルテグラで充分なのか否かといった点を本記事で見極めていただければと思います。
先に結論を述べますが、エギングやチニングなど若干ライトな釣りにも重きを置くなら25カルディアにすべき、シーバスやフラットなど中負荷の釣りを主用途とするなら25アルテグラで問題なしというのが私の意見。
しかしながら、ロックフィッシュや青物などハード寄りの釣りにおいては25アルテグラが勝る点もあり、一概に予算だけでは決められない部分もありますね。
次項からは具体的な使用感に触れていきます。
25アルテグラの良い点

25アルテグラを使って良いと感じた点は以下の通り。
低価格にして剛性面が良好
長期視点でのコスパは全リール最高クラス
巻きの釣りで真価を発揮する
低価格にして剛性面が良好

私は普段ダイワリールを好んで使用していますが、25アルテグラの最も魅力的な点は価格と剛性の兼ね合いだと感じました。
先に述べたように、この価格帯のリールだと「レガリス、フリームス、レグザ」などが競合となる訳ですが、レガリスは剛性面がネックでヘビーユースはまず不可能。
レグザは低価格メタルボディによって外部剛性には特化しているものの、ギアの内部剛性に関しては首を傾げる部分があり、決して剛性面で盤石とは言い切れないんですよね。
フリームスにおいては現状型落ち寸前なので選択肢には挙がりません。
更にこれらの上位モデルである25カルディアにおいても亜鉛ギアが採用されているという点。
私自身は無茶しなければ亜鉛ギアで充分だと感じていますが、裏を返せば無茶ができないのも事実です。
しかし、この25アルテグラ。
実際に使ってみるとかなり無茶が効きます。
ドラゴンタチウオを筆頭に20本ほどゴリ巻きで上げてみましたが、ローターのたわみ感やギアの歪な噛み合いを感じずに安定したファイトが出来ました。
トルク面においては大口径ギアを持つ25カルディアの方がグリグリ巻いてこれるのですが、全体的なカッチリ感においては25アルテグラの方が上回っているようにさえ感じますね。
青物やロックフィッシュなど高負荷な釣りは低価格帯のリールが最も苦手としている分野であり、そこに臆さず切り込める25アルテグラは唯一無二と言えるかもしれません。
実際に30センチ前後のハタゲームで数釣りに使用しましたが、パワー面や剛性面においても不足は感じませんでした。
現状の懸念点として競合機のフリームスがモデルチェンジを控えていますが、流石に25カルディアを剛性面で上回ることはまずないでしょうから、25アルテグラの安いけど強いという独自性が揺らぐことはないでしょう。
ちなみにマグナムライトシリーズの24ヴァンフォードも持っていますが、ファイト時の安定感においては25アルテグラの方が優秀です。
これ自体はコンセプトが違いますので、比べるのも野暮といったところかな。
長期視点でのコスパは全リール最高クラス

前項と視点が似ていますが、剛性面が安定しているということはリールの寿命も長いということ。
正直1万円台のリールは壊れてなんぼで、1シーズンも使えばゴリゴリになって初期性能を損なうのが当たり前です。
昨今のリールは巻き性能がどんどん向上してエントリーモデルですら実釣充分な性能を手にすることが出来るようになりました。
だからこそハイコスパと呼ばれる人気モデルが増えてきていますが、それは性能面での一時的なコスパであって、真のコスパではないんですよね。
本当にコスパが良いと言えるリールに必要なのは基本性能だけでなく、何よりも耐久性でしょう。
そして両者を備えてかつ価格帯が低いモデルがハイコスパと呼ばれるべきで、私の中ではこれが25カルディアでした。
しかし、カルディアクラスですら使う人によっては容易くダメにしてしまうわけで、特にファイトが強引なビギナーさん視点では剛性面に不安アリ。
そんな方達にとっては25アルテグラこそが真のコスパ最強リールなのではないかと思います。
2025年現時点ですと性能面でのコスパ最強は23レガリス、剛性面のコスパ最強は25アルテグラといった感じですね。
どちらを取るかは用途次第ですが、様々な釣りに使いまわすなら25アルテグラは無難な選択肢だと思います。
23レガリスのインプレを以下に貼っておきますので、ライトユースのハイコスパモデルを探している方は参考にしてください。
巻きの釣りで真価を発揮する

25アルテグラは高慣性なリールなので負荷をかけるただ巻きの釣りに強いです。
ルアーでいえばミノーやバイブレーション、ジグヘッドリグでのスイミングパターンも含めて良いでしょう。
ダイワリールばかり使っている私からすると、1度回し出すと少ない出力でリーリングを続けることが可能な25アルテグラは面白い使用感ですね。
去年24エクスセンスBBを使用していましたが、巻きのフィーリングとしてはかなり近しく感じました。
エギングやショアジギングも巻きじゃくりのようなものですので、操作面での恩恵は受けられるかなと思います。
ただし、巻き出しとビタ止めは重くなりますので、総合的には一長一短といった感じでしょうか。
25アルテグラの注意点

25アルテグラを使って気を付けるべきと感じた点は以下の通り。
巻きノイズが若干気になる
細かいアクションやリーリングは苦手
ライトユースの適正が低い
巻きノイズが若干気になる

私が最も気になったのがギアのノイズ。
巷では許容範囲内や気にならないといった評価が多かったのですが、私はゴロ感が少し気になりましたね。
普段選り好みしない私が気にするくらいですから、巻きのフィーリングを求める方には向かないリールだと思います。
ステラやヴァンキッシュは勿論、24ヴァンフォードも巻きの滑らかさはピカイチだっただけにココは残念だったかな。
初期の巻き性能で比較するならダイワ23レガリスの方が上です。
しかしながら、長期使用やヘビーユースを繰り返していくと徐々に差が縮まっていき、最終的にはゴリ感の出にくい25アルテグラが勝りますね。
アルテグラはギア周りの耐久性が低価格帯リールの中ではピカイチなので、相当数の魚を掛けても初期性能が損なわれにくかったです。
イメージとしてはレガリスが箱出しで80点、1シーズン使い込んだら60点。
対するアルテグラは箱出しが70点、1シーズン使い込んだら65点といった感じでしょうか。
この差が使い込む程に開いていきますので、長期使用な視点では25アルテグラの方が有利です。
細かいアクションやリーリングは苦手

高慣性リールの宿命として静↔︎動のアクションがウィークポイント。
巻き出しの重さをモロに受けてしまうため、細かな操作性は低いです。
また、シンペンや軽量ジグヘッドの釣りとなると巻き抵抗が余計少ない為、過剰な早巻きになってしまいやすいように感じました。
巻きの釣りに最適とは言いましたが、例えばハク・稚鮎パターンでのライトプラグ、バチなどの繊細な釣りになると少し厳しいようにも感じますね。
トップウォーターの釣りにも使いましたが、ドックウォークの操作感も少し怠いです。
「剛性も大事だけど細かな巻き性能も妥協したくない」という方には、25カルディアを奮発して使用した方が後悔しないかと思います。
以下に25カルディアのインプレを載せますので、併せて参考にしてください。
ライトユースの適正が低い

25アルテグラはヘビーユースにも適したバランス型リールですが、裏を返せばライトユースの釣りには不向きです。
高慣性な巻きが繊細な釣りにマッチしないという事もありますし、自重面で見ても競合モデルには明確に劣ります。
アルテグラ自体は最小でC2000番手からラインナップがありますが、例えばライトソルトの釣りには全くオススメしません。
軽量性と感度が求められる釣りの適性が高いとは言えませんので、あくまで中負荷な釣りを主軸に考えて選ぶのが良いと思います。
例えばシーバス用途をベースにチニング流用、スーパーライトショアジギング用途をベースにエギング流用と言った感じですね。
ライトショアジギング&ハタゲームなど中負荷兼用も勿論OK。
最も多用したい釣りがアルテグラの適性に合っているのかという点だけは重視しましょう。
まとめ

今回は25アルテグラをインプレしました。
25アルテグラは低価格にして高耐久性を備えた超コスパモデル。
昨今のリールと比較して初期性能は一歩劣るような印象を受けましたが、使えば使う程に良さが分かってきて、今一度コストパフォーマンスという言葉の真意を考え直す必要があるなと実感させられました。
当サイトで口を酸っぱくして書いている通り、箱出しの性能やカタログスペックなんてものに全く意味はありません。
重要なのは実釣での使用感であって、そういった視点で改めて見ると低価格帯で高耐久を持つ25アルテグラは間違いなく名機だと思います。
特に予算1万円前後で青物やロックフィッシュ等を楽しみたい方には最適ですね。
オープンエリアのシーバス等にも最適ですし、これらの魚はフィールドも被っていますから中負荷系の釣りを一任させるには申し分ないモデルでしょう。
一方で負荷の少ないライト系の釣りにおいてはレガリスの軽量性と巻き性能にやはり分があるかなと言った感じ。
ライトソルトやエギングなんかは1シーズン使っても性能劣化が少ないですしね。
また、もう少し予算を出せるよという方や、ライト・ヘビー問わず使えるリールが欲しい方には25カルディアの汎用性が光ります。
25カルディアは軽量性&トルク&巻き性能&剛性と目立ったウィークポイントのないバランスタイプなので予算と併せて検討してみると良いでしょう。
当記事がリール選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なリールのインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。