
こんにちは、伊豆釣り.comです。
今回は私がエリアトラウトで愛用しているミノーを紹介!
状況に合わせた使い分けや、得意とするシチュエーションを踏まえながら解説していきます。
私自身、これまでエリアミノーの大半を使用してきましたが、ローテーション内で役割があるものに絞りました。
表面的なおすすめの羅列ではなく、本質的な役割を知りたい方は参考にしていただければ幸いです。
サーチにおすすめのミノー

浮上系ミノーは爆発力こそありますが、ハマるハマらないが明確に出る釣りです。
最初に大事なのは「そもそもミノーに反応するか、口を使う魚がどこにいるか」を探ること。
私がミノーイングをする上で、状況の判断軸として重視しているのは以下の3つ。
・潜航レンジの汎用性→レンジのサーチ
・浮力の高さ→活性サーチ
・飛距離と直進性→横方向でのサーチ
まずは状況把握が得意なミノーを使い、エリア全体を立体的にサーチすることが大事だと考えています。
本項では私が先発起用しているミノーを厳選しました。
何を最初に投げればいいか分からない方は参考にしてください。
TCレイゲンDR

ローテーションの軸となるのがTCレイゲンDR。
浮上系ミノーはレンジの入らないものが大半ですが、TCレイゲンは深いレンジまで入るのが強み。
ただ巻きやジャークの間でレンジコントロールできるため、ローテの核となるのはMRではなくDRです。
クリアポンドでの経験則から、ミノーはそもそも魚のレンジに届いていないことが多いと気づき、まずは確実に魚の目線を通せるTCレイゲンで私は様子を見ます。
シルエットもやや大きめでラトル音もあり、距離のある魚に対して存在感を出せるのも良いところ。
サーチ用に適しているのはどんな状況でも外さない「CTペレット1号・TCペレット2号・キャン花見月」。
魚が見えている状況ではヤジーフラッシュとヤジーゾーンでリアクションを取りに行くことが多いかな。
反応があればそのまま押し通せる地力の強さもあり、先発起用が最も多いミノーです。
スティルエリア48HF

次点で多用するのがスティルエリア48HF。
浮力の高さを活かして浮上系ミノーが有効かどうか確かめたい時に使います。
スプーンやクランクからローテする際は元々レンジがある程度分かっているので、エリア戦略の1つとしてミノーに切り替える際に優秀な選択肢ですね。
私でいうところの東山湖の駆け上がりや裾パの護岸際、「ローテなしで魚の位置が把握できている状況」では、レンジサーチを飛ばして先発起用するのもアリ。
答えが早い分、ミノー自体が有効かどうかの状況判断を出せるのが強みです。
反応が全くなければミノー自体を辞めても良いし、ショートバイトやチェイスがあるなら浮上の速さや姿勢、シルエットを変えて後続に繋ぐ判断もできます。
サイトフィッシングでは視認性の高い「サイトメタルBT・オレンジスカッシュ」を使用。
食わせ系カラーはあまり使いませんが、サイトに拘らないならワカサギカラーがおすすめです。
ダイバライズ55F

ダイバライズ55Fは、横方向へ速く探れるミノー。
他のミノーよりもジャークした際の手前側への移動距離が長く、広範囲にざくっと押さえたい場面で使います。
TCレイゲンやスティルエリアに比べて飛距離面も優秀で、大規模ポンドで力を発揮するタイプですね。
特に放流後や魚が散っている状況では、いきなりピンスポットで食わせに行くよりも、まず反応する魚を見つけることが重要。
手前の魚や決まったポイントをネちるには不向きなものの、ミノーに反応する魚がいるかを確認する際は重宝します。
前述の2つよりも揃えるべき優先度は高くありませんが、1つ持っておくと戦略の幅を広げてくれる「いぶし銀」な存在。
おすすめカラーは「クリアダイブ・メッキライズ・アイアゲマス」。
リアクション要素が少ないせいか、グロー系よりも食わせ系の方が明確に反応が良い印象で、私はアイアゲマスを愛用しています。
メインにおすすめのミノー

魚の位置やミノーに対する反応が取れたら、次は数を稼ぎに行く場面。
主に以下の要素を変えながら探っていきます。
・シルエットのサイズ
・浮上姿勢
・潜航時の波動
ここで私が重視しているのは「浮上速度による差別化はしない」ということ。
手返しに影響を与える要素は切り札として温存し、先に活性の高い魚を拾いきってしまうことに注力します。
ミノーはハマれば止まらなくなる半面、地合いが短いことも多い。
現実問題、連発を見た周りのアングラーが真似して投げ始めスレが加速してしまうこともありますし、数を稼ぐには反応する魚をどれだけ早く拾い切れるかが重要です。
本項ではエース運用におすすめの主力ミノーを紹介します。
ダブルクラッチ45F1

メイン枠の基準になるのがダブルクラッチ45F1。
ミノーパターンが成立している時に私が一番信頼しているエース枠です。
マジックジャークはもちろん、飛距離やただ巻き性能も高い。
一般的な浮上系ミノーが尻上がりで浮上するのに対し、ダブルクラッチは水平姿勢を活かして別の方向性から誘えますし、弱点である腹側へのバイトもフロントフックでからめとれる。
後続への潤滑油としても優秀で、次のローテを小粒化&スリム化の2方向に繋げられる点もいいですよね。
エース級でありながらも、他の主力ミノーとポジションを食い合わない懐の深さとでもいいましょうか。
どんなにタフい状況でも「それでもダブクラなら…!」って必ず1度は投げてしまいますし、ちゃんとその期待に答えてくれる優秀なミノーです。
あまりにも有名で面白みに欠けますが、最初の一本は確実に「トッピングフード」。
ミノーイングするなら最優先で選ぶべきカラーです。
これ以外で釣れるなと感じているのは「MSブラウン・マーブルブラウン・クラスターブラウン」など明るい散らしが入ったブラウン系ですね。
言語化が難しいですが、トッピングフード系を投げる人が多いからこそ、環境メタとして効いている感じがします。
イーグルプレーヤー50slim/GJ

イーグルプレーヤー50slim/GJ(通称グリグリジャーク)は、浮上アピールの強さをスリムボディの食わせで自己補完しているようなミノー。
ダブクラがバランス型なら、グリグリジャークは浮上アピールに振り切ったタイプです。
グリグリジャークならではの強みはテンポ感で、とにかく展開が速い。
魚が溜まってるポイントを短い距離で速く多く誘えるので、ピン撃ちで数を稼いでいく能力が高いです。
重さの割には飛距離も悪くないですし、レンジが割と入るので縦に広く誘えるのも強み。
これもタックルボックスに忍ばせておきたいミノーの1つです。
おすすめカラーは「オレダクション・反響無双・南国クリアー」。
グリグリジャークはリアクション要素の強いミノーなので、私は背中に色の入った強めのカラーを使うことが多いかな。
ちなみに40slim/GJもあり、一見コンパクトシルエットの方が釣れそうな気もしますが、浮上速度などの使用感が全く違うので注意。
サイズダウンで粘ることは案外少なくて、反応が悪ければ同じ細身系で浮上の遅いザッガー50F1へと繋ぐことが多いです。
スティルエリアT2

スティルエリアT2は、コンパクトシルエットでハイスピードに攻められるミノー。
これはタフコン用の食わせミノーではなく、活性のある魚をテンポよく拾っていくためのルアーです。
ただ巻き自体は大人しいアクションですが、浮上アクションはかなり暴れ気味でフラフラ揺らぎながら浮いてくる感じ。
小さいシルエットのまま速い展開で押せるミノーは貴重で、ダブルクラッチやグリグリジャークで見切られる時に投入し、タフコン用ミノーへの繋ぎとして使います。
なんやかんやサイズ感は正義で、ただ小さくしただけなのに反応が復活してしまうことはかなり多い。
メタい視点なのでここまで書くつもりはなかったのですが、「周りもミノーイングしている時」はスティルエリアT2だけ露骨に出し抜ける事が多いです。
ダブルクラッチやグリグリジャークは優秀な分、使用率も高くてスレに巻き込まれやすいですが、スティルエリアT2はメジャーながらも現場では被りにくい印象。
後続をスティルエリアに繋げることが殆どなので、私はスティルエリアT2の段階ではカラーを落としません。
押せ押せスタイルで「ワカサギBT・レーザーワカサギ・レトロワカサギ」といったフラッシング系のワカサギカラーを使います。
ステインのサイトで使う時だけ、頭に蛍光カラーのあるサイトメタルへ切り替え。
タフコンにおすすめのミノー

ミノーへの反応が渋くなってきた時、チェイスはあるのにバイトまで至らない時。
そんな時に初めて浮上速度が遅いミノーの出番です。
一般的なエリアルアーは遅い方が食わせやすいですが、ミノーでは遅さが原因で見切られることがかなり多い。
追わせる距離が伸びるほど魚に見られる時間も長くなりますし、動きが遅すぎるとスイッチが切れて見切られることもあります。
諸刃の剣だからこそ出しどころが重要で、私の場合はローテの終盤。
或いは他のミノーがダメだと分かってから投入する最終兵器的な立ち位置です。
本項で紹介するミノーは全てタフコン向けですが、当然全て違う方向性に強みがあります。
単発で順番に投下するというよりは、これまでのローテからどんな特性のミノーに反応が良かったかを踏まえて選ぶと、一発でアジャストできることが多いですね。
ザッガー50F1

ダブルクラッチやグリグリジャークからのローテ先として優秀なのがザッガー50F1。
浮上系ミノーでは先駆けのド定番ですが、私の中では主力クラスではなくセカンド枠に収まっています。
完全なタフコン特化というよりは、メインウェポンで渋くなってきた際に投入することが多いですね。
「高浮上に反応してたけど厳しくなってきた。かといって遅くし過ぎるには早計」みたいな何とも言えない状況の隙間を埋める際に重宝します。
元々ダブルクラッチ自体がザッガーの相性補完として作られたものなので、シルエットのスリム化&浮上低速化のローテとしても美しい。
グリグリジャークからはシルエットを保ったまま低波動&浮上の低速化で様子を見ることができるので、どちらのルートに入っていたとしてもザッガー50F1を経由することで綺麗にローテーションが繋がります。
基本的には「トッピングフード・直流・アスファル・のりしおRG」といった食わせがおすすめ。
ダブルクラッチとカラー互換があるので、似たカラーで揃えておくと、カラー以外の要素で反応の違いを探れます。
シュマリディープ48Fエリア

シュマリディープ48Fエリアは、波動でスイッチを入れて食わせるタフコン向けミノー。
浮上自体は遅いですが、ウォブリングがかなり強くブルブルと入ってスーっと上がってる感じ。
タフコン時は真っ先に投下するミノーで、魚が速度感で喰い渋っている状況に刺さります。
私の体感では最もバランスがシビアでチューニングが難しいミノーですが、しっかりトゥルーチューンできればポテンシャルの高さはピカイチ。
ロッドワークで適当にジャークしても真っすぐ入ってくれるので、他のタフコン向けミノーほど気を遣わずに投げ続けられる点も気に入っています。
おすすめカラーは「ゴールドBKテール・イケテルブルバ・マットサイトレッドBKテール・スケブラウンBKテール」。
カラーで押さなくても波動で気づかせられるのでベースは食わせ系。
護岸際に溜まった魚をネチる時だけマットサイトレッドBKテールを使っています。
スティルエリアチューン

浮上系最弱アピールにして最強の食わせ力を誇るミノー。
私の中ではローテの〆で、どうしようもない時に投げます。
使用感はT2のスローフローティングといった感じで、「コンパクトシルエット・ローアピール・低速浮上」の食わせ特化枠ですね。
厳密にはスティルエリアチューンが先にあって、これをベースに高浮上化したのがT2なので、姉妹機といった関係。
魚をチェイスまで持ち込む力は凄まじく、サイトで見ていても大量の魚が反応・チェイスしてきます。
ただ見切る魚も多い印象でリアクションで口を使わせる力は弱い。
だからこそ、投入するのは最後です。
スティルエリアチューンで取りにいくのは「縦の動きには反応するけど速い浮上についてこれない魚」であって、リアクションでスイッチを入れるミノーではありません。
速い浮上や強い波動で食わせきれなかった魚に対して、じっくり見せて口を使わせるためのルアーです。
最初から投げてしまうと活性の高い魚を見切らせまくって逆に取りこぼす可能性がありますし、ローテのアンカーに使うからこそ輝くルアーだと感じます。
タフコン枠では最優先すべきミノー。
スティルエリアチューンは「ホロニガラテ・マゼチャ・モスペレ・ブラックテールシャッド」といった食わせ系が強い。
私的にはブラックテールシャッドが好きかな。
浮上系ミノーの王道カラーだけあって実釣での反応も良く、信頼度は高いです。
まとめ

浮上系ミノーで一番大事なことはルアー選択やテクニックではありません。
それはトゥルーチューンされているかどうか。
どんなに性能の高いミノーであっても、真っすぐ泳がなければ論外です。
最初にするべきはミノーの大量買いではなく、アイチューナーの購入。
私も昔は面倒臭がってプライヤーで直していたのですが、チューニングの微調整に手間取ったり、アイが変形したりと本当に無駄でした。
私が現在使っているのはスミスのアイチューナー。
持ち手があるので力を入れやすく、タックルボックスにリールストラップで付けておけばサッと使えて便利です。
値段は少ししますがルアー1個分ですし、半永久的に使えるので決して高いものではありません。
ちなみに棒状の安い奴を買ったこともありますが、ストラップ穴が真ん中にあってブラブラするし、持ち手に干渉して使いにくいし安物買いの銭失いでした。
中途半端にケチって私の二の舞にならないことを願います…。
本記事がルアー選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。