
こんにちは、伊豆釣り.comです。
今回はデュエルのメタルジグ「ブランカ」をインプレッション!
実釣での使用感を忖度なくレビューしていきます。
ブランカはヨーヅリの超古参メタルジグ。
後方重心と言われがちですが、実際はぶっ飛ぶタイプではなく、小さめのシルエットながらもふわふわと誘えるタイプ。
汎用性とコスパに優れたジグを探している方や、使用感を知りたい方は参考にしていただければ幸いです。
ブランカの特徴とざっくり評価

ラインナップ:18g、28g、40g
バランス:ややリア重心
シルエットサイズ:やや小さい
フォール速度: やや遅い
飛距離: ★★★☆☆
塗装の強さ : ★★★☆☆
純正フック:★☆☆☆☆
コスパ:★★★★★
ブランカはデュエル(YO-ZURI)のメタルジグ。
ややリア重心でありながらも、扁平ボディでフォール速度は遅め。
青物はもちろん、ふわふわな誘いを活かしてロックフィッシュやタチウオもこなせる古参強豪ジグです。
形状的に尖ったところはなく、一周回ってシンプル過ぎるくらいですが、実態は逆。
ブランカが古から存在する王道で、後発のメタルジグが差別化するために、複雑化してきたという表現の方が正しいでしょうか。
最近よくある「リア重心で砲弾形状のジグ」ほどの飛距離はありませんが、汎用性の高さが魅力です。
ブランカの良い点

ブランカを使って良いと感じた点は以下の通り。
水噛みしすぎない軽い操作感
ターゲットを選ばない高い汎用性
ルアー高騰期に希少なハイコスパ
水噛みしすぎない軽い操作感

操作感は軽め。
それでいてリア重心のジグにありがちな、水を切りすぎてスカスカになる感じがありません。
流れの強いエリアで使っても、しゃくり心地が重ったるくならないのが好印象でした。
リア重心ではありますが、扁平な形のおかげでフォールは意外と遅め。
このフォールの遅さが食わせの間を作り、ウエイトの割にふわふわ誘えるのがブランカならではの強みかなと感じます。
シャローエリアでのメタルジグはすぐ底を擦ってしまいますが、ブランカはレンジキープしながら足元まで誘いきることができました。
ターゲットを選ばない高い汎用性

今のメタルジグは、とにかく細分化が進みました。
飛距離特化、スローフォール特化、シルエットも増えすぎて逆にどれを投げるか迷う場面も少なくありません。
ブランカはそういった差別化されたジグが出る前から存在する王道で、上下対称のスタンダードな形。
尖っていないぶん、どんな状況にも素直に合わせられます。
迷子にならないで投げられるのも強みですが、私にとって魅力なのはジグの携帯数を減らせることですね。
ブランカなら重さ違いに1つずつ持っておけばシャローから深場まで対応できて、特定の層・特定の魚種に縛られません。
フォールスピードが絶妙なのも効いていて、表層の青物にも、底に張り付く根魚にも違和感なく口を使わせられる印象。
ゆっくり誘うこともできるのでマズメ以降の食わせも強く、メタルジグが使いづらいシャローゴロタでも快適に使うことができました。
特に夏場なんかはロックフィッシュ用のシンカーがバッグを圧迫しますし、ランガンに備えて荷物は軽くしたいところ。
バッグをジグでパンパンにしなくても、ブランカが何個か入っていれば、たいていの場面は乗り切れます。
ルアー高騰期に希少なハイコスパ
最近はメタルジグも値上がりが進んでいて、1個1000円に突入しようかという時代。
数年前まで500~600円くらいだった気もしますが、あれは幻だったのでしょうか…。
そんな中でブランカは700円アンダー。
根の荒いゴロタや沈み根の際でも、ロストを恐れず攻められます。
結局のところ、ジグの性能云々よりも強気の攻めが釣果に直結することも多いです。
ショゴやロックフィッシュなど、リスクを承知の上でボトム周りを通さないといけませんからね。
タングステンや高価なジグで日和るフィールドでも、ブランカなら思い切って攻められます。
カラーやウエイトをいくつか持っておいても財布が痛みませんし、数を揃えやすいのも嬉しいところ。
ジグをガンガン使い倒す人ほど、コスパの恩恵は大きいです。
ブランカの注意点

ブランカを使って気になった点は以下の通り。
リア重心の割に飛距離は平凡
ハイピッチなシャクリだと浮き上がりの速さが気になる
純正フックは交換前提
リア重心の割に飛距離は平凡

飛距離に関しては平均的で、40gをガチガチロッドでフルキャストしても80メートル程度。
わずかにリア重心ではあるものの、ぶっ飛ぶタイプではありません。
コンパクト&リア重心の「ビッグバッカー、メタルエフェクトロングキャスト」などと比較すると飛距離という面では明確に劣りますね。
体感としてはLSJでベースとなりがちな「ジグパラやRサーディン」とどっこいどっこいかなぁといった印象。
飛距離が正義となるサーフやナブラが遠い場面では、スタメンにはなり得ないかなと思います。
ブランカの使いどころとしては明確なチャンスタイムというよりも、鳥山やナブラがなくて魚が沈んでいそうな時でしょうか。
中距離までをじっくり探る、もしくは縦の誘いでふわふわ見せるセカンドジグとして使うのがおすすめです。
ハイピッチなシャクリだと浮き上がりの速さが気になる
これはフォールの遅さの裏返しですが、速い誘いでのレンジキープが難しいです。
ジャカジャカ動かすと浮き上がりが速く、どんどん浮いてきてしまう印象。
無意識のうちにジグを水面まで浮かせてしまうことが多い方には、合わないかもしれません。
そもそも、ブランカに合っているアクションは浮遊感を意識したジャーク。
数回しゃくり入れたら、少しだけテンションを抜き気味に穂先を下げてヒラを打ちながら沈む「間」を作ってやる。
メタルジグ全般に言えますが、脳死でしゃくらずに食わせの間を意識してリズムを刻むと、フォール中のバイトを拾いやすくなりますね。
動かしすぎず、見せて食わせるイメージで使うと本領を発揮するジグです。
純正フックは交換前提

純正フックは使わずに替えることをおすすめします。
素のセッティングはリアトレブル1個で、デカすぎるうえに刺さりも甘い。
フロントフックも付いていないので、交換前提です。
BKKフックなどを純正に据えるメーカーが増えてきた昨今、デュエルの純正フックはブランカに限らず、全体的に一世代遅れている印象。
青物メインならフロントに段差式のツインフック1つがおすすめで、汎用的に使うにしてもリアのトレブルは必ず替えたいところです。
私の場合はゴロタなどの根掛かりしやすいフィールドが多いので、トレブルフックはほとんど使いません。
そもそも青物はシングルでガッツリ掛けた方がキャッチ率も高くなりますしね。
最近は中華系ブランドでも優秀なアシストフックがあるので、私は国産メーカーのフックを使い回すよりも安いフックをガンガン替えて使うことが増えました。
まとめ

今回はデュエルのメタルジグ「ブランカ」をインプレしました。
ブランカの魅力は、尖っていないからこその汎用性と、メタルジグ高騰時代に光るコスパ。
シンプルな形ながらも、扁平ボディのフォールで食わせの間を作れるのが持ち味です。
リア重心のコンパクトジグだとフォールが速すぎると感じる方や、小さめのシルエットでゆっくり誘いたい人におすすめ。
私のようにロックフィッシュ用のリグやプラグが多くて、メタルジグの持ち込みを最低限にしたい人にも最適ですね。
特化型ジグがありふれた今、ブランカみたいなスタンダードジグをあえて選ぶ意味は薄いと思われがちです。
ですが長く生き残ってきているのには、相応の理由がある。
フックさえ替えてやれば、汎用性とコスパで十分戦えるポテンシャルがあります。
本記事がルアー選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。