
こんにちは、伊豆釣り.comです。
今回はDUELバレットファストをインプレッション!
港湾エリアの堤防で使い込んでみました。
ロングビルミノーと言えばセットアッパーが有名で、私自身も大型青物を幾度となく釣らせてもらった名作。
対して、今回のバレットファストは、安定感に長けているルアーという印象。
風の強いラフコンディションや、足場の高い場所、ライトショアジギングなどの硬めタックルで使うと強みが活きますね。
細かい使用感やアクションについて解説していきますので、ソルトミノーを探している方は参考にしてください。
バレットファストの特徴とざっくり評価

ラインナップ:100S(24g)、120S(35g)、140S(45g)
パーツサイズ:100S(リング#4、フック#3)、120S(リング#5、フック#2)、140S(リング#6、フック#1)
アクション:ワイドウォブリング
適正操作:ただ巻き
使いどころ:中層レンジ、足場の高い場所、強風下
飛距離:★★★★☆
耐久性:★★★★★
操作性:★★★☆☆
初期フック:★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆
バレットファストは重心移動を積んだロングビルミノー。
一般的なシーバス用プラグよりもヘビーウエイトですが、水中での安定感や飛行姿勢はピカイチ。
ラフコンディションへの耐性が高く、貫通ワイヤー&2フック仕様による大きいフックを搭載できる点も魅力ですね。
磯や堤防といった足元まで水深がある高所で力を発揮するタイプのミノーだと感じます。
用途としては高所や足元まで泳がせる目的で、セットアッパーやダイブアサシンのようなロングビルミノーを使っていて不足を感じている方でしょうか。
シーバスミノーが千鳥すぎてしまうような激流でも、バレットファストは安定して泳いでくれました。
向かい風や横風で失速するのを防ぎたかったり、強い流れで破綻させずに泳がせたい方におすすめです。
バレットファストの良い点

バレットファストを使って良いと感じた点は以下の通り。
深いレンジを好きな速度で引ける
足場が高い場所でも足元まで引ききれる
飛行姿勢の安定感が高い
深いレンジを好きな速度で引ける

ロングビルならではの強みでレンジがよく入ります。
シーバス用ロングビルミノーでも同じことができますが、流れの変化などで千鳥ったりするので、激流エリアでは安定しないことが多い。
バレットファストは重量がある分、水中での座りがしっかりしていて、川のように強い流れの場所で直角に投げて早巻きしても破綻しませんでした。
ヘビーウエイトの割にはデッドスローへの耐性もあって、早巻きから遅巻きまで一通りこなせます。
ここはシーバスプラグというよりは、青物プラグと比較した際の強みかな。
実釣でロングビルが効いたのが、イナッコを追い回しているヒラスズキが見えた場面。
これも常夜灯周りで追いかけまわしているのが見えるような状態ですね。
小型プラグのトゥイッチで狙おうとしたら濁りが強く見失ってしまったのですが、バレットファスト100Sをロッドを下げてレンジを入れたら、ダウンクロスの強い巻きで喰ってきました。
リトリーブスピードや抵抗への許容範囲が広く、テロ巻きから早巻きまでこなせるのも良いですね。
足場が高い場所でも足元まで引ききれる

タチウオを狙う際によく通うのが、水面から5mほどある足場の高い堤防。
こういうロケーションで困るのが、足元までレンジをキープしたまま引けるプラグが少ないことです。
タチ狙いではメタルジグやワームなどを使う方が多いと思いますが、常夜灯絡みの足元にバイトが集中すると、速度感を落とさずに引ききれるプラグに分が出てきます。
これは堤防シーバスなどでも一緒。
この日はベイトが大きめのアジで、常夜灯に沸いたベイトを狙ってタチウオが手前に固まっていました。
そこでバレットファスト140Sを、浮き上がらせずに足元まで引ききってドラゴンクラスをゲット。
テンヤやワーム勢がバイトを引き出せずに去っていくなか、同じ足元パターンで3本引き出すことができました。
磯に限らず、港湾のように明るくて足元でバイトが集中しがちなエリアだと、高所で足元まで引ききれる性能が釣果に直結することも多いです。
飛行姿勢の安定感が高い

一般的なプラグと比較すると、飛距離は明確に出る部類です。
しかしながら重量に対してみるとそこまで飛ぶわけではなく、「まぁ重さもあるし、飛ぶといってもこんなもんだよな」的な感じ。
メガバスLBOのような重量以上のぶっ飛び感や、シマノジェットブーストのような安定感まではありません。
ただ、バレットファストの強みは飛距離の数字じゃなくて、ラフコンディションにおける軌道の安定にあります。
高比重ボディのマグネット重心移動が効いていて、キャスト後に弾道がブレない。
横風や向かい風にも負けずにスコーンと振り抜ける感覚があって、状況に左右されず飛んでいきます。
私がカタログスペックを重視しないのと同じで、最大飛距離云々よりも実釣での安定感の方が魅力的だと感じました。
それこそセットアッパーなんかは横風に弱くて回転したり、爆風向かい風だと軌道だけ一丁前で手前にポトンと落ちたりしますからね。
少し使い込むと固着したり、戻りが悪くなってキャストミスが出やすくなったりもして、何度買い替えたか分かりません。
対してバレットファストは重量があるおかげで、同じような場面でも風に負けず伸びてくれます。
重心移動も、強めのタックルで振るとパチッと決まる感触があって気持ち良い。
最大飛距離を競う場面では一番手にならないかもしれませんが、計算通りに飛んでくれる安心感はロングビルミノー随一です。
バレットファストの注意点

バレットファストを使って注意すべきと感じた点は以下の通り。
高比重ゆえに振り抜けが重い
純正フックは交換推奨
小粒サイズが欲しい
高比重ゆえに振り抜けが重い

一番の注意点がキャスト時の抵抗感。
同サイズのセットアッパーと比べても明確に重く、柔らかめのシーバスロッドだとロッドが負けてしまう感じ。
100SをMクラスのエギングロッドでも使ってみましたが、ルアー自体の重さに加えてプラグ特有の空気抵抗が乗るので、キャストはギリギリでした。
100S~120Sまではシーバスタックル、140Sは最低でもライトショアジギングか、硬めのシーバスorヒラタックル(MH)は欲しい感じ。
重心移動も強めのタックルでこそパチッと決まるので、ロッドさえ合わせればこの重さは武器に変わります。
一般的なML~Mのシーバスタックルで使う場合は100Sが良さげかな。
より流れに馴染ませて使いたい場面や、少し表層を引きたい場面ではSBミノーがおすすめ。
純正フックは交換推奨

これはデュエルのルアーに対して何度でも言いますが、純正フックの防錆性が低い。
ちゃんと太軸の大きめサイズが付いているので吟味されているとは思うのですが、そもそも採用されているフック自体がポンコツなので本末転倒…。
デュエルのルアーはコスパと性能が良いだけに、フックで足を引っ張られるのがもったいない。
多少値上げしてでも純正フックを変えるか、そもそもフックレスで安くしてくれた方が私は嬉しいです。
交換先のおすすめはBKKのファングス62UAか、がまかつのSPMH。
バレットファストに関してはタフユース想定の方も多いと思うので、大型青物や磯用途なら63UAとSPMも良さげ。
それなりに数を釣る方は数回使ってもいいですが、ワンチャンスを狙ったり釣行回数の少ない方は使わず変えることをおすすめします。
リンク
小粒サイズが欲しい

ラインナップが大きめに偏っているのが個人的に惜しいところ。
中型ミノーとして必要十分ではありますが、高比重でレンジが入るというバレットファストならではの強みは、小型サイズにあればこそ面白いのになぁと感じました。
夏場の小型青物狙いとして考えると、100Sでもオーバースペックですからね。
メタルジグを使えばいいじゃんと言えばそれまでですが、私のエリアでは足元で青物が水族館状態になることもあって、プラグ有利な場面も少なくありません。
具体的には、小型のシイラやソーダガツオ、ショゴなどが足元で乱舞している場面。
距離が近すぎるとメタルジグではどうしようもありません。
こういった時はヘビーミノー70を使ったりもしますが、捕食レンジに届かなかったり、足場が高いと引ききれないことが多々あります。
私はジグよりもプラグで釣る方が好きなので、小さくてぶっ飛んでレンジの入るミノー出ないかなぁ…と、今後のサイズ展開に期待です。
バレットファストのおすすめカラーとサイズ
ナイト→マットチャート&ゼブラグローシルバー濁り→ゴールドピンクヘッドデイゲーム→ブルピンキャンディー&ストライクイワシ
ロングビルミノーはベイトが入っていて目立たせる必要がある場面で使うことが多く、私はシルエットのハッキリ出るカラーをよく使います。
青物狙いではブルピンやメッキ系をベースに、ぶっちゃけ信じて投げ続けられるカラーが1つあればOK。
ナイトシーバスには夜光のないマットチャート、タチにはゼブラグローシルバーがおすすめです。
サイズはシーバスタックルやライトショアジギングタックルで、シーバスや中型青物を狙うなら100Sがおすすめ。
ボディの厚みはあるので、一般的な12センチミノーに負けない程の存在感があります。
ガチガチタックルで大型青物を狙う際の主軸は120Sかな。
イナッコやコノシロなどベイトの大きいシーズンには、シーバス狙いでも面白そうです。
まとめ

バレットファストは安定感が強みのロングビルミノー。
高所から足元まで引ききれるレンジキープ力と、風や激流エリアでも使える安定感は、状況が悪いほど力を発揮します。
特にシーバス系のロングビルミノーを愛用している方で、ラフコンディションへの耐性を強めたい方におすすめ。
ショアジギング(ライト)や磯ヒラのような硬めのタックルで、外洋やオープンエリアを攻めたい方にも良さげですね。
逆に重量を活かした飛距離を求める方や、ライトタックルで使いたい方には不向き。
ウエイトは飛ばす為ではなく、安定感に寄与する要素だと感じました。
メイン用途としてはもちろん、タフコン時のサブアタッカーとして持っておくと、軽量プラグが使いにくい場面で役立つかなと思います。
本記事がルアー選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。