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伊豆半島からの釣りブログ

【初心者向け】めちゃくちゃ釣れる1軍おすすめエギ9選!状況に応じた使い分けを徹底解説

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こんにちは、伊豆釣り.comです。

今回は私イチオシのエギについて、実釣でのシチュエーションに合わせた使い分けや、ローテーションを踏まえながら徹底解説!

ビギナーさん向けに各エギの特徴や強みを分かりやすく説明していきますので、エギ選びで迷っている方は是非参考にしてください。

 

尚、本記事で紹介するエギは以下4点を重視しています。

・安定供給されていること 

・ローテーションに組み込める役割があること

・号数のラインナップが用意されていること

・私自身が実釣で愛用していること

シーズン中は毎日のようにエギングをしていますので、実釣を重ねているユーザーの意見として頼っていただければ幸いです。

先発におすすめのエギ

フィールドに着いた直後や、ローテーションの前半に重視する点はなんでしょうか?

最初はハイアピールのエギで高活性の個体を探るのがセオリーと言われがちですね。

 

しかし、私は敢えてハイアピールすぎないという点を重視しています。

何故なら、活性の高いイカが溜まっていたり、容易に釣れるシチュエーションの方が少ないから。

ライバルの多いフィールドでは高活性のイカは既に抜かれ、残っているのはスレイカばかりと言っても大袈裟ではありません。

そんな状況で過剰アピールなエギを投下するのはリスクが高い為、私はプレッシャーを与えすぎないエギを好んで先鋒に使っています。

 

より具体的に重視しているのは「非ラトルであること」。

ラトルは高活性なイカの注目を集めるメリットこそあれど、激戦区では遠ざけるリスクも相応に大きいということですね。

 

ただ、状況によっては食い気のあるイカや回遊してきたフレッシュな個体も少なからずいるというのも事実。

現場イン直後はそういった状況も想定し、スレイカを散らさずに高活性のイカを捕えるために、まずは非ラトルかつダートアクションに長けたエギでスタートするのがオススメです。

 

次項では私が先発で愛用しているエギを3種類紹介しますので、気に入ったものの中から選んでみてください。

本記事では号数選びについて割愛しますが、初秋は2.5~3号、晩秋は3~3.5号、冬~春は3.5号があればOK!

渋くなったら喰わせ系のエギにシフトする為、ビギナーさんは号数別に1〜2種類揃えておけば充分です。

エギ王LIVE

エギングのド定番ヤマシタエギ王シリーズの中核モデル。

操作性の高さが魅力でダートさせやすく、癖のない沈下速度とソコソコな飛距離からオールマイティに投入しやすいエギです。

 

シーズン初期はライブでサクっと取れるイカが多いので、初秋はメインとしても活躍しますね。

ただし、シーズン後期になると通用しないイカが増えてくる為、通算ではサーチ用の立ち位置に落ち着くといった所。

高活性のイカを狙いつつも、潮の効き具合や水深、根の入り具合を調べていくパイロット的な使い方に向いたエギです。

 

ちなみに同シリーズには「エギ王サーチ」というラトルモデルもありますが、前述の通りスレイカを散らすリスクがある為、私はエギ王ライブから始めていきます。

エギ王ライブはダート幅の大きいハイアピールエギではありながらも、サイトで見ていて低活性のイカを散らす事が少なく、後のローテーションに尾を引きにくい点が優秀ですね。

カラーはデイゲームならブルーポーション、マズメ前後はムラムラチェリー。

ナイトゲームならカクテルオレンジか軍艦グリーンがド安定です。

私自身はムラムラチェリーをこよなく愛用していますが、デイナイト問わず釣れます。

イージーQダートマスター

腹部のパタパタフィンが特徴のデュエルダート特化モデル。

エギ王ライブより若干飛距離は劣るものの喰わせ力が1段高く、スカを引くことが少ない優秀なエギです。

ハイアピールながらもスレへの抵抗力がある為、苦戦が予想される激戦区でサクッと釣果を出したい方に最適ですね。

 

パタパタシリーズは王道でありながらもエギ王シリーズより使用者が少なく、ライバルが多いポイントで被りにくい点も魅力の1つ。

周りが釣れない状況で、全く同じエギを投げるのは非効率極まりないですからね。

 

また、最初から1つのメーカーに固執する必要はありませんので、エギ王ライブで探ってからダートマスターに繋げるのも当然あり。

経験の少ない方ほど実績のあるエギでカラーローテーションしがちですが、カラーよりエギ自体を変えてしまった方が釣果は伸びます。

最初から同じエギで複数カラー揃えると盲目的になりやすいので、まずは広い視野を持って様々な種類を各1つ揃えていきましょう。

おすすめカラーはモンスターマスター(ケイムラレッドパープル)と闇夜ローズ。

エギの種類を問わず、カラー選びは役割と一貫性を持たせることが重要と考えていますので、サーチ系はハイアピールカラー、喰わせ系はナチュラルカラーを私は好んでいます。

マグQタングステン

これまで上記2種類に先鋒を任していたのですが、去年になって選択肢が増えました。

最近活躍しているエギが重心移動搭載のマグキュータングステン

現状ナンバーワンの飛距離と言って間違いなく、「飛距離は全てを解決」するを地でいくタイプのエギです。

 

「ラトルエギは場荒れのリスクを考慮してあまり使わない」と書きましたが、ラトルを使わず沖のイカにアピールすることが難しいのも事実。

そこでマグキュータングステンの出番、ラトルを使わずとも沖のイカが反応する範囲までエギを届けてしまえば万事OKということですね。

広く探るという点において他のエギとは役割が被らないので、私の中では唯一無二の立ち位置になっています。

 

アクション面において秀でた点はないものの、飛距離を重心移動に頼っているおかげで他の飛距離特化エギと違って沈下速度がそこまで早くありません。

つまり、飛距離と喰わせが両立している点も唯一の強み。

 

前半のサーチ用途しても使えますが、近〜中距離で何も反応がない時のフォローとしても有能。

他アングラーが叩いたポイントでフルキャストすると竿抜けポイントのイカを獲れたりしますので、1つ持っていて損はないエギです。

私は殆どナイトゲームメインなので深場グリーンを愛用していますが、最初の1本としてのイチオシカラーはマーブルマーブル。

いわゆるコットンキャンディーカラーは時間帯や潮の濁りを問わずオールマイティーに使えますので、「複数色揃えるつもりはないけど1つ持っておきたい」という方には1番最適なカラーです。

メインウェポンにおすすめのエギ

ダート系のエギに反応がない事は決して珍しくありません。

そんな時の原因は「イカがスレている、喰い気がない」などの原因が考えられますので、状況に合わせて判断し攻め分けることが重要です。

 

イカがいない場合はポイントを変えるしかありませんが、ハイシーズンの実績場なら間違いなくイカはいますので、見切りをつける前に喰わせ系のエギで誘うのがおすすめ。

フォールの安定性が高いエギで丁寧に探ったり、ボトム周りを重点的に攻めるのがベターです。

 

お次は私がメインウェポンとして愛用しているエギを紹介します。

役割が被らない3種類を意図的に使い分けていますので、ぜひ各1つ揃えて状況に応じて使い分けてみてください。

エギ王K

王道にして最強といっても過言ではないエギ王K。

フォールの安定感が抜群で、誰が操作しても高い喰わせ力を発揮できる凶悪なエギです。

 

デメリットとして使用率が高すぎることもありますが、それを考慮してすら釣れます。

エギング界隈でのシェア率ナンバーワンは疑いようもなく、恐らく殆どのユーザーが最も釣れるエギに挙げるでしょう。

 

逆張りで大した事ないと言いたい所ですが、私の中でも安定的に釣果を出し続けてるエギであることは事実…。

揃えるべき優先度としては間違いなくナンバー1のエギなので、ビギナーさんでも号数別に1つは持っておきたいですね。

カラーのセオリーは以下にまとめておきますので、参考にしてください。

マズメ→ムラムラチェリー

ナイト→軍艦グリーン

デイクリアウォーター→ブルーポーション

デイ濁り潮→モエモエグリーン

万能→金アジ

 

一昨年まではカクテルオレンジが人気でしたが、去年から品薄が解消されて軍艦グリーンの人気が高いですね。

しかし、私自身のおすすめはやはりムラムラチェリー。

私はナイトゲームが多いですが、今シーズンも半数以上のイカはムラチェで仕留めています。

シャロータイプも必須レベル

エギ王Kには「ディープ、シャロー、スーパーシャロー」と沈下速度が異なる発生モデルがありますが、周りよりも釣りたいと思うのであれば必須クラスです。

本来は水深に合わせて使い分けますが、特にシャロータイプは喰わせ力がずば抜けているので私はシーズン問わず多用しますね。

 

今年もキロアップを複数杯撮りましたが、いずれもシャロータイプ。

スレイカやデカイカほど沈下速度を遅くしないと抱いてこないシチュエーションが頻発しますので、ビギナーさんも1つは持っておいて欲しいです。

ボウズ覚悟の時はスーパーシャローで超じっくり攻めるのも有効ですが、手返しが悪い上に操作が難しくベテラン向け。

不慣れな方がスーパーシャローを使うと着底やアタリが取れず迷子になりやすいので、基礎技術が身に着くまではシャロータイプだけ持っておけばOKです。

イージーQキャスト喰わせ

パタパタシリーズの喰わせ特化モデル。

ボトム付近でじっとしているイカに対して効果抜群なエギですね。

緩く誘うことでポテンシャルを発揮する為、ビュンビュンしゃくって誘うエギではありません。

 

エギ王Kがスレイカ特化とするなら、キャスト喰わせは低活性特化。

どちらもタフコンに最適なエギですが、得意とするシチュエーションは全く違います。

特に潮が効きずらい潮周りや潮止まりなど、釣れない原因がプレッシャーではなく活性にあると感じた時に多用します。

 

低活性のイカは喰い気が無いので反応させること自体難しいですが、キャスト喰わせは瀕死で簡単に捕食できるベイトをイミテーションできるので、タフコン時でも抱かせやすいエギです。

適当で簡単なシャクリだけで釣れるという点を鑑みると、ビギナーさん視点では1番釣果に繋げやすいエギかもしれません。

おすすめカラーは圧倒的に「リアルイソスジエビ」。

人間視点ではなんとも弱弱しいカラーですが何故かやたら釣れるんですよね。

 

次点でケイムラエビ、ケイムラレッドパープルといったところでしょうか。

ヤル気のないイカに対して使う事が多いので、アピールカラーよりもナチュラルカラーがおすすめです。

エビQ

私が個人的に最も気に入っているのがヨーヅリのエビQ。

エビの足を模したピロピロが特徴の異彩を放つエギです。

 

初めに断っておきますと、これはボコボコ釣れる状況で使うエギではありません。

これは全く反応がない時に至極の1杯を釣るためのエギ。

まさしくボウズ逃れ特化といっても過言ではありません。

 

エビQの特徴であるラバースカートは潮流を受けてヒラヒラするわけですが、最大のキモは静止状態でもアピールできるという点ですね。

つまり、ボトムステイでも最大パフォーマンスを発揮することが出来ます。

 

フォールでのアピールも可能ですが、私の中ではロングステイでの釣果が圧倒的。

今年はボウズ0で3か月過ごすことが出来ましたが、厳しい日の1杯を凌いだのは殆どがエビQによるボトム放置でした。

潮流が早い時も踏ん張りが効きやすく、ボトム特化として超おすすめです。(見た目も可愛い)

あまりにも気に入ったのでほぼ全カラー揃えましたが、無難におすすめできるのは「日中ピンク、深場グリーン」。

このエギはタフコン時に使う事が多いので、サイズ問わず釣りたい状況では「数釣りサクラエビ」が私のイチオシですね。

変化球におすすめのエギ

論理的にローテーションを回したとしても、相手は自然なので反応がない日もあります。

初秋はバカバカ釣れていたとしても、11月も過ぎれば必然的に1匹を求めるような釣りになることは避けられません。

 

何をしてもノーバイトで終わりそうだなと感じた時は、イカの目先を変える為に一芸に秀でたエギを投入してみましょう。

本項ではローテーションの合間に挟めるエギを紹介します。

役割はないものの一芸に秀でており、特定の条件下で力を発揮するタイプのエギです。

クリンチフラッシュブースト

シマノの十八番であるフラッシュブーストを搭載し、光を受けるフィールドにおいてアピール力が激増するエギ。

代表的なのは常夜灯や満月ですが、対岸の街明かりなどの光が射すポイントは意外と多く、湾奥エリアや漁港などでも使える場面が多いエギですね。

 

エギとしての性能は平凡ですが、静止状態でも誘えるためボトムステイやフォールのアピールには目を見張るものがあります。

光が差している事が条件になりますので使いどころは限られますが、デイゲームであれば基本的にいつでもOK。

爆発するタイミングがあるので、予算に余裕のある方は懐刀として持っておきましょう。

おすすめカラーはFケイムラパープル。

ケイムラとフラッシュブーストは共に光(紫外線)を受けて力を発揮するので、相乗効果を期待しつつ役割の一貫性を持たせやすいカラーです。

エメラルダスアモラスジョイント

昨年リリースされたダイワのジョイントエギ。

一時は品薄で手に入りませんでしたが、流石大手メーカーといったところで安定供給されるようになりました。

 

アモラスジョイントの強みはなんと言っても自然な頭部の揺らぎ。

私も未だ使いこなせているとは言えませんが、ラインテンションを意図的に掛けて頭部を動かすこともでき、無限の可能性を秘めているエギだと思います。

使っていて飽きがこないのもグッドですが、能動的にアクションさせて釣った際の気持ち良さは格別。

 

とはいえ普通のエギのように使っても何ら問題なく、潮流による揺らぎだけでも釣果的には充分です。

私の中では近〜中距離戦かつ、ボトムでの喰わせ的な立ち位置かな。

ポテンシャルはあるものの喰わせ特化エギのような安定性はないので、反応がない時のフォローとして使うのが吉です。

エギの中では高価&飛距離控えめなので根掛かりには要注意。
磯場よりも砂地のサーフや堤防の使用がおすすめです。
カラーはハッスルナイトが人気ですが、私はナイトゲームメインなので赤ベースの綾パープル杉や金ベースのオレンジ杉を愛用しています。

エギ王サーチ

エギ王シリーズのラトルモデル。

ハイアピールかつフォール早めのサーチモデルですが、私の場合はサーフランガンでの先鋒ですね。

何度か書いてきたように激戦区でのラトルは諸刃の剣ですが、サーフとなれば話は別。

ランガンしていけば無限に撃っていくことができますし、時間が経てば新しいイカがストックされやすいので場荒れリスクを考えず投入できます。

 

特にサーフエギングは広く探らなければいけませんし、エギの存在を知らせれば簡単に抱いてくる高活性個体も多いのでラトルとの相性は良いですね。

固定砲台でエギングするなら不要ですが、ランガンスタイルでエギングする方は持っておきましょう。

一貫性のあるアピールカラーがおすすめですが、エギ王サーチはハイアピール系のみのラインナップ。

高活性個体にカラーはそこまで関係ないと思っていますが、私自身はブルームピンキーとショコラブラウンでの実績が高いです。

まとめ

今回は私のおすすめエギ9つを紹介しました。

面白みには欠けるものの、ぶっちゃけ1番釣れるのがエギ王Kということは私も首を縦に振るしかありません。

特にシャロータイプは反則的な強さで、晩秋~春のタフコンorデカイカ狙いなら最強ですね。

 

しかし、最も大事なのは各エギの個性や強みを理解すること。

 「周りが使っているから&人気だから」という盲目的な理由で同じエギを投げ倒している人も少なくありませんが、各エギの役割を考慮してローテーションすることで周りより釣果を伸ばすことができますよ。

本記事がエギ選びの参考になれば幸いです。

当サイトでは他にも実釣を通した様々な記事を書いておりますので、興味のある方は是非有効活用してくださいね。

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