伊豆釣り.com

伊豆半島からの釣りブログ

【エギング】ショックリーダーの選び方!太さ&長さの使い分けとオススメ3選を徹底解説

  記事内に広告を含みます

こんにちは、伊豆釣り.comです。

今回はエギングで使う「ショックリーダー」について、私が愛用しているおすすめを紹介!

 

本記事では太さ&長さの選び方やリーダー選びで重視すべき点など、基礎的な部分も分かりやすく解説していきます。

エギングを始めるビギナーさんはもちろん、これまでリーダーを適当に選んできた経験者さんもレベルアップに活かしていただければ幸いです。

エギングで求められるリーダーの性能

私がエギング用リーダーを選ぶ際に重視するのは以下の4点。

・ラインでの存在感で見切らせないステルス効果

・エギのアクションを妨げない”しなやかさ”

・藻やゴロタに擦れても切れない耐摩耗性

・細糸での抜き上げに耐えうる強度

 

エギングのリーダー選びにおいて、私はコスパよりも性能を重視しています。

何故なら、エギングではリーダーの性能が釣果に大きく影響を与えるから。

 

細糸を扱う釣りではラインの質がモロに出ますし、アオリイカはリーダーがエギのアクションに及ぼす違和感や、ラインの存在をしっかり認識した上でバイトしてきます。

だからこそ「シャクッただけで切れた」なんて事は低価格帯のリーダーのみに散見されるわけで、逆にエギングが上手い人は必ずリーダーに拘っているはずです。

 

また、エギングは根掛かりの少なくない釣りとはいえ、スナップの結束部から破断しますのでリーダーの消耗がそこまで多くありません。

少し良いリーダーを選んでも精々1000円前後に収まりますし、1度買ってしまえば長く使えます。

新しいエギをアレコレと買い足すよりも、その予算でリーダーをグレードアップする方が遥かにおすすめですね。

アオリイカにはステルス効果が効果抜群

私がリーダー選びで最も重視するのはステルス効果。

エギングではアオリイカにエギをじっくり見せますので、リーダーの違和感を少しでも消すことが釣果の差に繋がります。

 

チニングなどをされる方はご存知かと思いますが、魚には基本的にラインが見えていて、警戒心の高い魚種・スレた個体であるほどラインの存在を嫌います。

しかもアオリイカは視力が飛びぬけて高く、散々エギを見せられてスレている個体が殆ど。

リーダー選びを疎かにすると悪影響を及ぼすことは想像に難くありません。

 

産まれたての新子は警戒心が薄くイージーに釣れますが、秋が深まってサイズアップしてくると釣れにくくなるのは皆さんご存知の通り。

加えてウキ釣りやヤエン釣りが増えてくると大半のビギナーさんは白旗となるでしょう。

 

そんな激渋スレイカに効くのがステルス系のリーダー。

絶えずエギンガーが叩いているポイントや、晩秋シーズンで安定的に釣果を出したいなら超おすすめです。

ややしなやかよりのリーダーがベスト

次点で重要視するのはリーダーの糸質ですね。

エギングでのリーダー選びにおいて、糸質はややしなやか寄りがベター。

これはエギの操作性やアクション・フォール姿勢を妨げない為です。

 

ここで重要なのは、しなやかすぎてもダメということ。

私が普段多用するリーダーとして、シーガーグランドマックス&グランドマックスFXの2種類があります。

ルアーをやりこんいる方はご存知だと思いますが、前者はハード特化、後者はしなやか特化のフロロライン。

 

ただ、エギングだと私はどちらも使用していません。

エギングにおいては尖った性能のリーダーよりも、バランスに長けたリーダーの方が使いやすいというのが自論です。

 

エギングはボトム周りを攻める釣りなので、ゴロタや磯場での根ズレ、藻場でのスレなどリーダーへのダメージが多々あります。

要するに、操作面ではしなやかさが必要だけど、最低限の耐摩耗性も必要であるということですね。

だからこそ、「ややしなやか寄り」でバランスタイプのフロロを好んで使っています。

強度に余裕があれば融通が利く

エギングは強度が過剰に求められる釣りではありませんが、 余裕があるに越したことはありません。

秋シーズンでも不意にキロアップが出たりしますからね。

特に以下の例が当てはまるよう人は、号数に対する強度にも少し目を向けた方が良いです。

・抜きあげキャッチの多用

・強めのドラグ設定や強いジャークの多様

・リーダー1.75号以下のシビアなタックル構成

 

安くて粗悪なリーダーは表記より弱くノット部で破断したりしますが、良いリーダーは号数に対する強度が担保されています。

太ラインを扱う釣りなら安いリーダーでも問題ありませんが、細ラインを扱うエギングにおいて価格の妥協はおすすめしません。

太さ&長さの選び方について

本項ではリーダーセッティングのセオリーを紹介します。

結論としては2号のリーダーを1メートル結束するのが最もベター。

 

ただ、フィールドや時期によって前後しますので、一概にベストな選択とはいえません。

分かりやすく一覧にまとめておきますので、ビギナーさんは軽く目を通してください。

太さは2号が基準

1.5号(細め)

1.75号(やや細め)

2号(普通)

2.25号(やや太め)

2.5号(太め)

 

太さの選び方を一覧でまとめるとこんな感じ。

ビギナーさんは拘りが無ければ2号で問題ありません。

1.5号&2.5号は少し過剰気味で、意図的に細くor太くしたい人には1.75号と2.25号がおすすめ。

釣果を優先するなら1.75号

リーダーを細くするメリットは潮の影響を受けにくくなること。

違和感の軽減&操作性の向上が釣果アップへとつながります。

ただし、1.5号はどちらかというとベテラン向けのチョイスですね。

シビアなタックルセッティングですので不意なラインブレイクなどのリスクがあります。

 

少し細いリーダーで釣果を優先したいと言う人には1.75号がおすすめ。

2号より操作しやすく、尚且つ1.5号ほどシビアではないので不意の大型が掛かっても多少安心してファイトできます。

強度を重視するなら2.25号

リーダーを太くすることで強度面に余裕が出てきます。

耐摩耗性が上がるので磯場や藻場でも安心して使えますし、抜き上げや激しいジャークに気を使う心配もありません。

 

秋シーズンなら2号でも充分な強度だと感じますが、春の大型を狙う人は少し強めのラインセッティングにしておくと安心ですね。

個人的には、エギングのついでにロックフィッシュを狙う際は少し太めの選択をしておきたい所。

2.5号だと過剰気味になってしまいますので、操作性を損なわない2.25号がおすすめです。

長さは1メートルが基準

50センチ(短め)

1メートル(普通)

1.5メートル(長め)

長さの選び方を一覧でまとめるとこんな感じ。

最も無難に使えるのは1メートル前後です。

 

個人的には50センチ前後もおすすめですね。

リーダーの結束部を出しやすいので、キャスト時のタラシ調整が快適になります。

ただし、根掛かりするとPE本線が擦れて切れたり、相応のウィークポイントはあります。

 

シーバスや青物だとリーダーは1.5メートルがセオリーですが、エギングにおいては明らかに過剰。

50センチ〜1メートル程度で、キャスト時に結束部を出せる長さで組むのがベストです。

エギングにおすすめのリーダー3選

本項では私がエギングで愛用しているショックリーダーを紹介します。

全てステルス効果を持つリーダーになりますので、予算や基本性能などの違いで選んでください。

コスパ重視】エメラルダス

強度:★★★☆☆

しなやかさ:★★★★☆

耐摩耗:★★★☆☆

コスパ:★★★★★

カモフラージュ効果:★☆☆

 

ダイワエギングブランド「エメラルダス」のリーダー。

ややしやなか寄りの糸質で、 エギングにおいては比較的ベーシックな性能です。

 

性能面に秀でた点はありませんがエギングにおいてベストな糸質、コスパが良いということもあって選びやすいリーダーの1つ。

オマケ程度ですが、グリーンカラーによるステルス効果もあります。

 

エメラルダスリーダー独自の強みは、スプールが超薄型であるとこと。

ゲームベストやランガンポーチに入れた際の携帯性は随一です。

「予算を抑えつつソコソコ良いものが欲しい」という方におすすめ。

【バランス重視】デュエル魚に見えないピンクフロロ

強度:★★★★☆

しなやかさ:★★★★☆

耐摩耗:★★★☆☆

コスパ:★★★★☆

カモフラージュ効果:★★★

 

私が最も愛用しているのがデュエルの魚に見えないピンクフロロ。

基本性能はバランス型ですが、強度面に安定感あり。

根掛かりした際、高確率でカンナを曲げて回収まで至れます。

 

魚に見えないピンクフロロ独自の強みは、ずば抜けたステルス性能。

スレた個体や賢い魚種であるほど有効で、目が良くて狡猾なアオリイカには間違いなく効果抜群です。

実際に今シーズン約1ヶ月でアオリ50匹仕留めていますからね。

これまで様々なリーダーを使ってきましたが、バイト数に体感できる差があるので、今は殆どコレしか使っていません。

【性能重視】サンラインエギリーダーBS

強度:★★★★☆

しなやかさ:★★★★☆

耐摩耗:★★★★★

コスパ:★★★☆☆

カモフラージュ効果:★★☆

 

性能面を重視したい方におすすめなのがサンラインのブラックストリーム。

このラインの面白いところは、しなやかなのに耐摩耗性がずば抜けているということですね。

パリパリ系のフロロではなく、ゴムのような皮膜によって表面が保護されています。

 

しなやか系のフロロはタフに使うと直ぐガサガサになったり白く変色してしまうんですよね。

ブラックストリームはしなやかさと耐摩耗性を両立している点で唯一無二の選択肢。

ブラッキーカラーによるステルス機能もあり、こちらにも相応の効果があると感じて私は使っています。

 

フロロカーボンとして純粋な基本性能を求めるなら最有力候補。

特に根ズレの多い磯や、岩との接触が多いゴロタ、春シーズンの藻場など、スレ傷が入りやすいポイントでおすすめです。

まとめ

今回はエギングにおすすめのショックリーダーを解説しました。

現在の激推しは「魚に見えないピンクフロロ」。

 

私自身、今シーズンは激戦区の沼津エリアにおいて、1か月で50匹弱のアオリイカを仕留めました。(アベレージ400g前後、キロアップ含む)

ほとんど魚に見えないピンクフロロしか使っておらず、ボウズ0で淡々と釣果を伸ばせたのはステルス効果の恩恵だと強く感じています。

周りが釣り損ねた良型のスレイカが釣れるイメージですね。

 

強度面も信頼性が高く、根掛かり以外では1度も切れる事はありませんでした。

良型の抜き上げキャッチも安心で、エンドタップなどの強いジャークも問題なし。

コスパ面にもソコソコ長けており、周りよりもアタリを多く引き出したい方に強くおすすめです。

本記事がリーダー選びの参考になれば嬉しく思います。

当サイトでは他にも様々な記事をあげておりますので、興味のある方は是非参考にしてください。

www.izutsuri.com

www.izutsuri.com

www.izutsuri.com

www.izutsuri.com

www.izutsuri.com