
こんにちは伊豆釣り.comです。
今回はメジャークラフトのエギゾースト5Gをインプレッション!
実釣での使用感を徹底レビューしていきます。
私が購入した番手はソリッドティップのS862M。
秋~春にかけてのエギングはもちろん、河川シーバスやライトロック、スーパーライトショアジギングなど、マルチに1年使い込んでみました。
同シリーズの1G、3Gも所有しておりますので、実際の使用感や下位モデルとの違いが気になる方は参考にしてください。
エギゾースト5Gの特徴とざっくり評価

飛距離:★★★☆☆
軽さ:★★★★☆
パワー:★★★★☆
操作性:★★★★☆
感度:★★★★☆
コスパ:★★★★★
エギゾースト5Gは、しなやかタイプで軽い操作性が魅力のコスパモデル。
ミドル価格帯に位置していますが、低価格帯のラインナップが多いメジャークラフト内ではハイクラスに位置します。
私自身、この5Gシリーズは3本(アジング・エギング・ロック)持っていますが、柔らかな操作感が特徴ですね。
エギゾースト5Gを使うメリットはシャクリの快適性とパワーの両立。
マイルドなブランクは軽い力でも曲げこんでエギを動かすことができ、余計な力を込めなくても綺麗にシャクリ続けることができました。
一方、パッツン系の硬いロッドのようなキレキレ感はなく、激しいジャークやエンドタップジャークには向いていません。
当然、「周りに音でアピールしたいだけの無意味な魅せプ」にも不適。
1Gシリーズと比較してバットパワーが高く、エギングならではの先調子を活かした汎用性の高さも魅力です。
実釣での使用感は次項から解説していきます。
エギゾースト5Gの良い点

エギゾースト5Gを使って良いと感じた点は以下の通り。
しなやかなのにダルさのない操作性
想定外の負荷に負けないトルク感
ブランクスの異常なコスパ
しなやかなのにダルさのない操作性

エギゾースト1Gと最も差を感じた部分がシャクった際の収束感。
しなやかなロッドはどうしてもダルさが出やすくなりますが、5Gはマイルドながらも「ぺにょぺにょ感」が消えていて、3.5号エギにもしゃくり負けしない印象を受けました。
2.5~3号などの軽量エギは1Gでも十分快適には使えていたのですが、重めのエギやプラグ系を操作すると5Gの良さが出てきますね。
私が購入したのはMクラスですが、秋のサイトで小型を狙う繊細なアクションも、春の親イカ狙いで重めのエギを動かすときも、どちらも違和感なくこなせています。
最近多いパッツンエギングロッドの場合、Mクラスで2.5号はかなり持て余すので、カバー範囲の広さも魅力かなと。
なにより、しなやかなロッドはシャクる際の操作感が軽くて疲れないのが魅力です。
ちなみに3Gは別物。
1Gと5Gは性格が近いので予算内で決められますが、3Gと5Gは並列で比較できません。
あれは典型的なパッツン系の反発重視で、じゃかじゃかシャクリ倒したい人向けのロッドです。
想定外の負荷に負けないトルク感

もう1つの魅力がバットパワー。
ここは1Gと3G双方よりも明確に勝ると感じるポイントで、イカを早めに水面まで浮かせたり、魚と強引にファイトする際に仕事をきちんとこなしてくれます。
写真は中型のヒラスズキが掛かっている状態ですが、まだまだ余裕がありそうな感じ。
実際にテトラ帯でドラグをキツめに締めて、11連ファイト中10本キャッチしています。
3Gも港湾シーバスに使っているのですが、パツパツでもバットパワー自体は華奢なので、突っ込まれた際の包容力には差がありますね。
また、5Gの方がティップからベリーにかけてが繊細なので、ゲソ切れしにくかったり、バイトも弾きにくい印象。
ここは1Gも同じで、しなやかロッド特有のメリットかな。
しっかり掛けてバラさず取れるのも強みだと感じます。
異常なコスパ

メジャークラフトの1~5Gシリーズは7本所持していますが、私が気に入っている理由は圧倒的コスパ。
中でも5GシリーズはT1100Gカーボンで実売25000円クラスとバグっています。
ガイドもSICなので必要十分。
「柔らかくてダルさのないロッド」を探している人にとっては最高の選択肢かと思います。
同じ5Gシリーズで持っているのは「鯵道5G、ロックライバー5G」ですが、ブランクスの質感は似たような感じ。
良くも悪くも釣種によって適性の違いを感じているのも事実ですが、少なくともエギングにおいてはプラスに働く面の方が多いかなと思います。
ちなみに私は元々しなやかなエギングロッドが好みで、以前には似た質感のテイルウォークのエギストTZを愛用していました。
こちらもエギングロッドとしては非常に良いロッドですが、他魚種に流用した際の使用感においてはエギゾースト5Gの方が勝るかもしれません。
エギゾースト5Gの注意点

エギゾースト5Gを使って気を付けるべきと感じた点は以下の通り。
ソリッドティップのつなぎ目が弱い
激しいシャクリには不向き
ソリッドティップはサーフとの相性が悪い
ソリッドティップのつなぎ目が弱い


致命点を先に書きます。
私が購入したソリッドモデルは明確につなぎ目が弱い。
実際、ここを起点として折れました。
これは構造的な問題で、スレッドによる補強が一切されていません。
エギゾースト5Gは磯竿に使うIMガイドがついていて、ただブランクスの上に被せているだけ。
「ロッドの破損は使い方に問題がある」と思っていますが、エギゾースト5Gに限っては設計上の弱さがあるのも事実です。
ちなみに折れたタイミングはエギングを開始する際にキャストでぽきっと。
エギングロッドは他の釣りと兼用しがちですが、だからといってゴリマキで毎日ヒラに使っていたら「そりゃあ…ねぇ…。」って感じではあります。
とはいえ明らかな弱みがある以上、ソリッドモデルはおすすめ出来ない。
エギゾースト5G自体を否定するわけではありませんが、「補強無しのつなぎ目」というウィークポイントのない、チューブラーモデルにした方が安心かなと思います。
ただ、私はエギングロッドの守備範囲を超えた無茶ばかりしてしまったので、結局は使い方次第なのかもしれません。
激しいシャクリには不向き

操作性で褒めたあとに矛盾するようですが、これは別の話。
エンドタップジャークのようなキレ重視のシャクリには向きません。
軽快にしゃくれる気持ち良さは確実にあるんですが、ロッドのキレで一気にエギを跳ね上げるような動きは苦手。
スパンと初速をあげたアクションを出すには、張りの強いロッドの方が向いています。
ただ、それで釣果が変わるかといえば正直何ともいえない…。
エギングの王道であるワンピッチジャークやスラックジャークだけ使えれば、後はポイントとタイミングの方が重要ですね。
また、ジグを使ったスーパーライトショアジギングでも同じ傾向が出ました。
ワンピッチくらいなら出来ますが、ジャカジャカ系の高速シャクリでは竿先のレスポンスが追いついてきません。
ジグの操作性はどのエギングロッドでもどっこいどっこいですが、シャクリにキレが欲しい人は3Gを選んだ方が良いと思います。
ソリッドティップはサーフとの相性が悪い

ソリッドティップモデルはサーフでは使いにくかったです。
打ち寄せる波をソリッドが微妙に拾ってしまい、逆に気が散って仕方ありませんでした。
もちろん、本来はソリッドティップが優位に立つ場面もあります。
荷重感度の高さを活かして、イカがエギを持っていく独特な感触が分かりやすいこと。
このメリットはチューブラーでは出せません。
ただし、それは波の影響を受けにくい堤防や内湾で効いてくる強み。
私はゴロタサーフがホームなので、最終的にチューブラーモデルの方が手に馴染みました。
そもそもソリッドティップは着底が分かりにくくて私は苦手。
イカの当たりが取りやすいというメリットこそありますが、反響感度とのトレードオフなので人を選ぶ部分だと感じます。
エギゾースト5Gは先述のソリッドつなぎ目の弱みもありますし、このロッドが気になっている方はチューブラーモデルにした方が良さげ。
エギゾースト5Gのラインナップとおすすめモデル

・782L
・782ML、832ML、862ML
・782M、832M、862M
・S862M(ソリッドティップ)
赤字が私のおすすめモデル。
7フィート台のエギングロッドも持っていますが、アオリエギングでの出番は正直少ないです。
ソリッドティップに関しては実際に使ったからこそおすすめできません。
これまでイロモノ番手も使ってきましたが、結局私がエギングで使う番手は「秋用の8.3ML、8.6ML」と「春用の8.6M」が多いですね。
王道には王道たる理由がある。
ただ、エギゾースト5Gに限っては、Mクラスでも秋エギングでオーバースペックにならない柔らかさなので、「862Mが安牌」というのが結論です。
私のミスは色を出してソリッドティップを選んでしまったことだけ…。
チューブラーなら本当に良いロッドだと思います。
まとめ

エギゾースト5Gは1シーズン通して使えるハイコスパモデル。
普通のエギングロッドでは「Mクラスは秋に硬すぎる」となりがちですが、オールシーズン使える汎用エギングロッドだと感じました。
それでいて、他魚種に使い回せる汎用性も捨てがたい。
パッツン系のロッドは限界負荷に達すると途端にヘタってのされがちですが、エギングロッドとしては包容力のある部類でマルチに使いたい方にも最適かなと感じます。
本記事がロッド選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。