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伊豆半島からの釣りブログ

【メイホウ】王道ルアーケースの選び方とおすすめ用途を徹底解説!

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こんにちは伊豆釣り.comです。

長く釣りをやっていると、どんどんルアーが増えて収納に困りますよね。

 

適当なケースにまとめて突っ込んだあげく、自分が持っているルアーを把握しきれていない人も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、「シーバス、青物、ライトゲーム、ロックフィッシュ、チニング、エギング」と様々な釣りをするので、気持ちは分かります…。

 

しかし!

この記事に辿り着いた人ならば、少なからずルアー整理しようと考えているはず。

或いは持ち運び用のルアーケースを探している人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、ルアーケースの王道であるメイホウシリーズを一挙紹介。

皆様のルアー整理をお手伝いいたします。

 

私自身もルアー整理として沢山使っていますので、用途やルアーサイズ別に分かりやすく解説していきますね。

一緒にルアー整理していきましょう~。

事前知識:ルアーケースのOEMについて

メイホウシリーズについて解説する前に、1つだけ知っていただきたい事があります。

それはルアーケースのOEMについて。

メイホウのルアーケースは、様々なメーカーに同じ製品があることをご存知でしょうか?

 

有名どころだとダイワ、デュオやアブガルシアなんかもありますね。

前提として、メーカーのロゴが入っていても性能自体は全く同じです。

 

ただし、メーカーロゴが入る事によって、価格的には割高になります。

これらの選び分けを簡単に説明しますので、予め踏まえておいてください。

メイホウ純正ケースの特徴

・ケースとしては一番安い

・蓋がクリアで中身を確認しやすい

結論:保管に最適

 

見栄えや格好を気にしないのであれば、メイホウ純正のケースが一番安いです。

自宅でのルアー整理には純正ケースをおすすめします。

他メーカーケースの特徴

・ケースとしては割高

・様々なメーカー、デザインがある

結論:実釣での持ち運びに最適(応援したいメーカーがある人におすすめ)

 

OEMケースは、メーカーロゴやカラー塗装が入っており、見栄え自体は良いです。

好きなメーカーを使いたい人には最高。

しかし、委託生産料やブランド代が加味されて割高になっています。

 

価格的には1.5倍近くなってしまいますが、需要自体は高いですね。

そして、私の結論としては以下になります。

・自宅の保管はメイホウ純正ケース

・実釣では純正ケースor他メーカーケース

 

格好を気にするのであれば、保管は純正ケース、実釣は好きなメーカーのケースがおすすめ。

要するに、格好つけるところはつけて、他人に見えない部分は手を抜こうという魂胆です。

前置きとしては長くなってしまいましたが、OEM品はこんな感じで賢く使い分けてください。

 

尚、本記事ではOEMケースについての説明は割愛します。

基本的な構造やラインナップはメイホウケースと同じですので、サイズの選び分けは次項からの解説を参考にしてください。

他メーカーのラインナップに関しては記事の後半でまとめます。

メイホウケース一覧とサイズ別解説

メイホウのリバーシブルシリーズにはサイズ別に多くのラインナップがあります。
あまりにも数が多いので、覚えなくても大丈夫です。
以下に一覧を載せておきますので、ラインナップを一覧で見たい方は軽く目を通してください。
 

リバーシブルF‐86 
リバーシブルD-86

リバーシブルL-86
リバーシブル85
リバーシブル100
リバーシブル120
リバーシブル140
リバーシブル145
リバーシブル160

リバーシブル165
リバーシブル180V
リバーシブル250V

 

赤字になっているのは私のおすすめモデルです。

次項からは各サイズごとのおすすめ用途や、選び分けを解説していきます。

リバーシブルF‐86

F-86はシリーズ最小のコンパクトモデル。

極薄なのでタックルボックスランガンポーチに入れても全く嵩張らない点が強みです。

シリーズ唯一の浅型になっており、短小なルアーの保管や実釣に適しています。

 

主にライトソルト用のプラグやメタルジグを収納するためのケース。

シーバス用小型プラグや、トラウト用のクランクなどは入りませんので要注意です。

 

おすすめ用途

・ライトソルト、アジング、メバリング

・小型プラグ、小型メタルジグ

・実釣向き、保管向き

リバーシブルD-86(おすすめ)



F-86に対して、形はそのままに深さがあるのがD-86。

小型プラグやメタルジグは勿論、ワームやジグヘッドまで収納できる優秀モデルです。

86シリーズの中では一番おすすめ!

 

嵩張らない点も有能ですが、ライフジャケットの小ポケットに入る点が大きい。

どんな釣りをするにしても最低2つは常備しておきたいケースです。

 

おすすめ用途

・ライトソルト、シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギング(スーパーライト&ライト)

・小型プラグ、小型メタルジグ、ワーム、ジグヘッド

・実釣向き、保管向き

リバーシブルL-86

86シリーズのラストは、横長形状のL-86。

スリット数はそのままに、横幅を増やすことでファットな形状のルアーが収納できるようになっています。

 

正直なところ、86シリーズの中ではおすすめできません

細長い形状はライフジャケットやタックルボックスとの収まりが悪いからですね。

大ポケットに入れるには薄く細すぎるし、小ポケットに入りません。

用途としては保管向きになります。

 

そして決定的な理由は、どこで買っても割高になってしまうことから。

86シリーズは実店舗だと1000円弱ですが、通販なら500円前後で手に入ります。

 

しかし、L-86だけは定価以下では販売されていることが滅多にありません。

ルアーケースに個体差はありませんから、安く手に入れるに越したことはないのです。

 

おすすめ用途

・ライトソルト、シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギング(スーパーライト&ライト)

・小型プラグ、小型メタルジグ、ワーム、ジグヘッド

・保管向き

リバーシブル85

意外と知られていないリバーシブル85。

リバーシブル85の特徴は縦長形状でありつつも、スリットの数が多くなっている事。

 

適合ルアーは86シリーズとほぼ同じですが、多くのルアーを収納する事ができます。

500円弱の特価になっている事も多く、ハイコスパな点も大きな強み。

 

デメリットは水抜き栓がついていないことと、変に嵩張る点くらいでしょうか。

実釣には適していませんが、小型ルアーの保管用途としておすすめのモデルです。

 

おすすめ用途

・ライトソルト、シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギング(スーパーライト&ライト)

・小型プラグ、小型メタルジグ、ワーム、ジグヘッド

・保管向き

リバーシブル100(おすすめ)

メイホウシリーズの中で最も人気の高いリバーシブル100。

サイズ感が絶妙で、このサイズからは汎用性がグッと高まります。

 

まず1番に挙げられるのはケースの蓋にロックがかけられる点。

ジグやブレードなど重めのルアーを入れても不意のぶちまけ事故を防げます。

 

収納ルアーに関しては、「長めのメタルジグ、鉄板バイブ、スピンテール、小型エギ」と言った感じに汎用性がアップ。

実店舗で約900円、通販で約600円とコスパも良く、実釣&保管どちらにも最適です。

 

私の場合はプラグ以外のハードルアーはぼぼ全てリバーシブル100に収納しています。

非プラグ用のケースとして釣り場に持ち運ぶことも多いですね。

リバーシブルシリーズの中で最優先して揃えるべきケース。

 

おすすめ用途

・シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギング、エギング

・小型プラグ、小型エギ、メタルジグ、ワーム

・実釣向き、保管向き

リバーシブル120(おすすめ)

こちらも人気なリバーシブル120。

プラグ込みでの汎用性が非常に高く、よくある10センチ前後の中型プラグまで入ります。

 

タックルボックスやライフジャケットに入れる事が多く、どちらかというと実釣におすすめのケースですね。

色々なルアーがバランス良くで入るので、使用するルアーの種類が多い釣りに最適です。

シーバスを筆頭に、プラグも少し使いたいショアジギングといったところでしょうか。

 

中型ルアーの保管用途としても最適。

コスパも高くリバーシブル100と同様に1つは持っておきたいケースです。

 

おすすめ用途

・シーバス、ショアジギング、ショアジギング、エギング

・中型プラグ、エギ、メタルジグ

・実釣向き、保管向き

リバーシブル140(おすすめ)

リバーシブル140はプラグメインのケース。

内寸が絶妙で、スタンダードな12センチ前後のミノー、ペンシル系が入ります。

 

収納数は少ないものの、このサイズでライフジャケットに入る点も強みですね。

ナイトシーバスや青物プラッキング、フラットや春エギングなど、大きめルアーを使った釣りをするのであれば必須!

実釣での中型プラグにおすすめのケースです。

 

おすすめ用途

・シーバス、プラッキング、エギング、フラット

・中型プラグ、大型エギ

・実釣向き

リバーシブル145

140より1周り大きめのリバーシブル145。

使用感はリバーシブル40とほぼ同じですが、個人的にはあまりオススメしないシリーズです。

 

理由は蓋のロックが2点あるから。

左手で開け閉めする人には良いのですが、ロックが手前寄りについているせいで絶妙に外しにくい。

リバーシブル140や160との差別化も弱く、器用貧乏なケースといった印象です。

 

おすすめ用途

・シーバス、青物プラッキング、エギング、フラット

・中型プラグ、大型エギ

・実釣向き

リバーシブル160(おすすめ)

大型プラグに対応するリバーシブル160。

リバーシブル145を使うのであれば、こちらの方が圧倒的におすすめですね。

セットアッパー125sdrのようなロングビルミノーや、14センチクラスの大型ミノーなどをバランス良く収納できます。

 

12センチ前後のスタンダードプラグをメインに、大型プラグも少し持ち運びたいといったスタンスに最適。

秋シーバスのイナッコ・コノシロパターンや、冬の青物プラッキングなど、中~大型プラグをローテする釣りにおすすめです。

 

おすすめ用途

・シーバス、青物プラッキング、フラット

・中型プラグ、大型プラグ

・実釣向き

リバーシブル165

収納力抜群のリバーシブル165。

大型ケースでスリットの数が多く、プラグ全般の保管に最適です。

まとめてゴッソリ入るので、同じサイズのケースが増えすぎてルアー迷子になることがありません。

 

基本的な使用感はリバーシブル160に準じますが、デカいので持ち運びには不向き。

しかし、プラグの保管用として使うのであれば間違いなくコレ一択です。

プラグ整理したい人には圧倒的におすすめ。

 

おすすめ用途

・シーバス、青物プラッキング、フラット

・中型プラグ、大型プラグ

・保管向き

リバーシブル180V(おすすめ)

大型プラグ専用のリバーシブル180V。

用途としては明確で、トップウォーターなどの超大型プラグですね。

 

様々なルアーを持ち運びたいとき、ケースの大きさは最大のルアーに合わせなければなりません。

その為、大きいプラグも小さいプラグも使いたいとなった際、リバーシブル180Vをメイン用途に使う事は多々あります。

 

極端な話をすると、180Vであれば1つのスリットに2つ小型プラグを入れる事も出来てしまいますからね。

使用するプラグの種類が多くても、180Vに詰めてしまえば意外と困りません。

 

180V最大の特徴はルアーの向き。

スリットの数は少ないですが、縦向きにスリムな形状をしているのでライフジャケットに入ってしまいます。

 

大型プラグを分けて持ち運べるのは180V独自の強み。

他のルアーと絡まってイライラするなんてこともありません。

フック傷が付きませんし、針先の鈍りも防げますから良い事しかないですね。

 

おすすめ用途

・シーバス、青物プラッキング

・大型プラグ

・実釣向き

リバーシブル250V

シリーズ最大のリバーシブル250V。

オフショア用の特大プラグ専用ケースですね。

 

ショア専アングラーの私には無縁ですが、このサイズを個別に収納できるケースはリバーシブルシリーズならでは。

リバーシブルシリーズとしては250Vが最後のラインナップになります。

 

おすすめ用途

・オフショア

・超大型プラグ

・実釣向き

他メーカーのルアーケース一覧

本項ではOEM製品である他メーカーケースを一覧でまとめました。

応援したいメーカーがある人は検討してみると良いでしょう。

構造はリバーシブルシリーズと同じですので、説明に関しては割愛します。

ダイワ リバーシブルケース

デュオ リバーシブルケース

アブガルシア リバーシブルケース

パームス リバーシブルケース

スミス リバーシブルケース

バレーヒル リバーシブルケース

まとめ

今回はメイホウリバーシブルケースを解説しました。

私のイチオシとしてはライトルアー全般に対応する「D-86」。

汎用性の高い「100、120、140」。

中~大型プラグに対応する「160、180V」といったところでしょうか。

この中から、ルアーと適合するサイズを選べば間違いありません。

 

ビギナーさんへ最初の1つを選ぶとしたら「リバーシブル100」がおすすめですね。

汎用性と言う面では最強ですから、ビギナーさんがメインに使うであろうメタルジグ、バイブやスピン、小~中型プラグに最適となります。

本記事がルアーケース選びの参考になれば幸いです。