
今回はメイホウのVS-7080Nをインプレッション。
用途としては1軍から3軍まで全部ぶち込んで、東山湖のような広い管理釣り場にそのまま持ち込むスタイル。
7080Nはサイズ感が絶妙で、沖堤防や初場所など荷物多めになりがちなソルト用途でも使用しています。
結論から言うと、エリアトラウト用途のタックルボックスとしてはかなり正解に近い選択肢でした。
小型ボックスほどの軽快さはないものの、多量のルアーをしっかり持ち込みたい場所ではかなり実用的。
今回はエリアトラウトでの使用をベースに、4年間使って見えた使用感や他モデルとの利便性差、カスタム方法をまとめていきます。
VS-7080Nの特徴とざっくり評価

汎用性:★★★★★
拡張性:★★★★☆
収納性:★★★★☆
軽量性:★★★☆☆
コスパ:★★★★★
おすすめ用途:エリア、ショアジギ、シーバス、マルチ用途
VS-7080Nはメイホウのタックルボックスにおける中型モデル。
私自身、タックルボックスを5つ所持していますが、7080Nは用途を選ばない万能タイプで、どのサイズを選ぶか迷っている人にいちばん勧めやすいボックスでもあります。
汎用型の7080Nに対して、「ランガン向けの7055N、ソルト中型プラグを入れても軽快な7070N、固定砲台向けの7090N」といった棲み分けですね。
エリアトラウトなら7055Nでも十分ですが、状況変化を見越して広めに持ち込むためのボックスとして活用しています。
VS-7080Nの良い点

VS-7080Nを使って良かった点は以下の通り。
良い点1:キャパシティが絶妙
良い点2:ハンドルストッパーが地味に偉大
良い点3:小型モデルよりもカスタマイズ性が高い
良い点1:キャパシティが絶妙

VS-7080Nの一番良いところは、サイズ感と容量のバランスが絶妙なところですね。
メイホウのルアーケース全般がジャストフィットしますし、薄いスプーンケースなども綺麗に収まります。
私のエリアトラウト運用ではスプーンケース4つにプラグケース5つを詰め込んでいますが、余程のアングラーでなければ容量的に不足することはない。
正直、1軍に絞れば小型ボックスでも必要十分ではありますが、東山湖みたいに広くてパターンが多い釣り場だと、この差はかなり大きいです。
2軍・3軍まであるからこそ試せる引き出しや、想定外のパターンで意外な気づきがある。
もちろんルアーを厳選して最小限で臨むスタイルもアリですが、「全部使える」という選択肢があること自体がこのボックスをエリアトラウトで使う強みだと感じます。
そしてもう1つ。
エリア専用で終わらなかったのがこのサイズの良いところですね。
ケースの中身を入れ替えるだけで、ソルトにもそのまま転用できてしまう。
私はソルト用途には7070Nサイズを主に使っていますが、沖堤防など複数タックル・複数ルアー持ち込まなければならない時にはキャパシティのある7080Nの出番です。
正直5つもボックスを買えば殆ど使っていないようなものもありますが、7080Nは未だに腐っていません。
良い点2:ハンドルストッパーが地味に偉大

VS-7080Nの「N」はハンドルストッパー機能搭載の意。
私が持っているボックスのうち3つはハンドルストッパーがついていない旧モデルですが、ロッドスタンドを装着して歩くとぐらつくのが毎回のストレスでした。
駐車場からポイントまで歩くだけの距離でも、片手でボックスを支えながらもう片方でロッドを支えて……という微妙なバランスゲームが発生する。
結果、何回も地面に置く羽目になり、イライラした回数は数えきれません。
7080Nに替えてからはその問題が完全に消えました。
移動中にボックスに意識を持っていかれることがなくなったのは思った以上に快適でしたね。
良い点3:小型モデルよりもカスタマイズ性が高い

メイホウボックスはオプションパーツに全対応していますが、7055Nや7070Nと比べてボックスの横幅に余裕がある分、カスタムの自由度が一段高い。
どちらも左右に3つずつ取り付け穴があって、カタログスペックでは同じですが、幅が狭い分お互いに干渉してしまい実質使えるのは真ん中を除いた2つだけなんですよね。
7080Nはフルに使えるので拡張性は一段高いです。

それと、これはカスタムというよりノーマル運用の話ですが、7080Nはトレイを1枚だけ載せて使う方が快適です。
「下段へのアクセスが面倒」という声をよく見かけますが、トレイを1枚にしておけば横にずらすだけでケースを取り出せます。
わざわざ外に出す手間は実際のところ発生していません。
片側を完全に空けておけば、外部トレーとして完全フリーにも出来ますしね。



カスタムの方向性は釣種によって全く変わりますが、エリアトラウトなら小型のロッドスタンド2本がまず基本かな。
あとは自分の使い方に合わせてドリンクホルダーや小物入れなどを足していけばOKです。
私自身は「ロッドホルダー・ルアーホルダー(プライヤー&フォーセップ入れ)」で必要最低限のカスタム。
前面にはゴミ入れ用のポッシュとラインカッター、蓋の裏面とインナートレーの側面にスポンジを貼ってキャパシティを拡張しています。
VS-7080Nの注意点

VS-7080Nを使って気になった点は以下の通り。
悪い点1:満タンに詰めると正直重い
悪い点2:本体のコスパ以上にオプションの方が高い
悪い点3:見栄えを気にするならダイワシリーズの方が良い
悪い点1:満タンに詰めると正直重い

7080Nは容量が魅力ですが、当然ながら満タンまで使うとかなり重くなります。
私の場合、上蓋やインナートレーにスポンジを貼って更に拡張したことで持ち込むルアーは500個近くなり、重さにして4キロ以上はあるでしょうか。
ランガンスタイルで使うにはちょっとしんどいですね。
エリアトラウトは基本的に一箇所で腰を据えて釣ることが多いので致命的にはなりません。
ただ、広いフィールドでポイントを変えたくなった時に「動くの面倒だな」と思ってしまうのは事実でした。
キャパシティと機動力は完全にトレードオフの関係にあります。
ルアーを厳選するスタイルなら、7055Nの方がフットワーク面で圧倒的に快適です。
(※VS-7055Nのインプレは後日追記予定)
悪い点2:本体のコスパ以上にオプションの方が高い

7080N本体は実売3500円前後。
これだけ見ると安いんですが、オプションパーツを揃え始めた瞬間に話が変わってきます。
例えばロッドスタンド2本で約4000円、ドリンクホルダーで約1000円と、最低限のオプションを付けるだけで本体価格をオーバーしてしまう…。
ちなみにボックスの1つをフルカスタムした結果、総額12000円程度かかりました。
初めて買った人は絶対カスタムしたくなると思いますが、想定外の出費に面食らうかもしれません。
ただ、現実的に言えば、エリアトラウト用途ならロッドスタンドさえあれば実用上は成立します。
私自身、このVS-7080Nはロッドスタンド以外のカスタムパーツは最低限に留めていて、実釣面では特に問題ありません。
まずはロッドスタンド1〜2本から始めて、不便を感じたポイントだけ足していく。
いきなり全部揃えようとするとオプション沼にハマるので、必要性を感じてから段階的に組んでいくのが結果的にいちばん安上がりだと思いますね。
悪い点3:見栄えを気にするならダイワシリーズの方が良い

7080Nは、良くも悪くもシンプルな見た目です。
管理釣り場に行くと同じボックスを使っている人も結構多くて、写真映えやデザイン性という軸で見ると物足りないのは否めません。
そこで選択肢に入るのが、ダイワのTBシリーズ。
中身の基本設計はメイホウOEMなので機能面は共通ですが、ダイワの方がカラーバリエーションや外装に力が入っています。
見た目を重視するならダイワ、コスパと実用性を重視するならメイホウで割り切るのが分かりやすいと思います。
まとめ
リンク
VS-7080Nは汎用性重視のハイコスパモデル。
多彩なルアーを持ち込む釣りとの相性が特に良く、将来的に2つ目を買っても使い道に困らない汎用性はこのサイズならでは。
軽快さは小型モデルに譲りますが、キャパシティ、汎用性、拡張性のバランスはかなり優秀です。
エリアで多めに持ち込みたい人はもちろん、ソルトで汎用的に使い回せる中型ボックスを探しているなら、VS-7080Nはかなり有力な選択肢だと思います。
本記事がタックルボックス選びの参考になれば幸いです。