
こんにちは、伊豆釣り.comです。
今回はスミス団子魚をインプレッション!
細かな使い方や他マイクロクランクとの役割差など、実釣ベースで徹底解説していきます。
タフコン打開の切り札といっても過言ではない優秀ルアーですので、スローな魚を攻略したい方は参考にしていただければ幸いです。
ダンゴウオの基礎スペックと特徴

ラインナップ:SR-Low、SR-High、DR-low、DR-High
パーツサイズ:フロントリング#0 リアリング#00 フック#9
アクション:弱めのウォブリング
適正操作:デッドスロー
使いどころ:サイト、低活性
特にサイト、手前のブレイク沿い、スローな展開で強さを発揮するタイプのルアーです。
ダンゴウオの良い点

ダンゴウオを使って良いと感じた点は以下の通り。
サイトと手前の魚にめっぽう強い
落ち着いた魚に口を使わせやすい
トラウトのレンジに合わせて使い分けが可能
サイトと手前の魚にめっぽう強い
ダンゴウオの明確な強みはタフコンに対しての特攻力。
私は4秒間で1回転くらいの巻き速度で使用していますが2投に1回程度はアタリがあり、小場所やサイトの釣りにおいて無類の安定感を誇ります。
特にクリアポンドや手前の魚に対しての爆発力は異常で、魚が見えている或いは位置が分かり切っているシチュエーションにおいては高確率でハマるルアーです。
正直、大場所やマッディポンドでは出しどころを選びますが、マイクロクランクやニョロですらアタリがないような時でもレンジさえ分かっていれば真っ先に釣果をもたらしてくれる優秀なルアー。
私の基準ではお助け系ルアーと双璧をなし、それこそ魚が止まってしまっているような状況で、最後に残しておきたい切り札という立ち位置ですね。
落ち着いた魚に口を使わせやすい

ダンゴウオならではの強みは完全に静止した魚を喰わせられる所。
魔の時間をフェザージグや豆ルアーでちょんちょんして凌ぐ方も多いかと思いますが、それらとは違った方向性でアプローチできて尚且つ遜色なく釣れるので、こういったルアーを好む方も切り札として持っておく価値アリです。
私の使いどころはまずお昼前後の時間ですね。
この時間になるとスローな魚がメインになりますが、一通り攻め終えてレンジ自体が把握できているケースが多いので繋ぎに使用します。
放流がない日や午後の放流~夕マズメの間にも高頻度で使用。
そして欠かせないのが手前のサイト攻略。
午後になってアングラーのプレッシャーが抜けてくると、トラウトは手前の駆け上がりや表層にかなり溜まりますよね。
そこでダンゴウオを投げてみてください。レンジが合えば露骨に反応が変わります。
逆にマズメ時の高活性や放流後、回遊が多い状況ではハマりにくいので注意。
トラウトのレンジに合わせて使い分けが可能

ダンゴウオは4種類ありますが、レンジ毎に役割が分かれています。
「SR-Low、SR-High、DR-low、DR-High」の4種で主に中層まで攻略可能。
個人的に最も使うのは「SR-High」、最も釣果をもたらしてくれるのは「SR-Low」といった印象でしょうか。
サイトや手前の魚に対して使う事が多いのでSR系の使用が主になっていますが、沖に投げてブレイクをなめて来る際はDR系も有用。
ちなみにHighとLowは浮力の違いと説明されていますが、巻いてくると当然レンジも違いますね。
特にSR-Highはド表層よりも皮一枚下に入る印象。
ちびパニSRなどはトップウォーターに片足踏み込むくらいのシャローランナーですが、ダンゴウオSRは逆にレンジが入るので使用感は全く異なります。
ダンゴウオの注意点

ダンゴウオを使って注意すべきと感じた点は以下の通り。
魚の反応距離が極端に短くレンジが重要
デッドスローメインで手返しが悪い
バイトが浅くタックルを選ぶ
魚の反応距離が極端に短くレンジが重要

サイトで使ってみると分かるのですが、トラウトが反応する距離が極端に短いです。
目測で約30センチ前後、波動が弱いせいか視界外のトラウトを振り向かせることもできませんし、沖からすっ飛んでくるバイトパターンも1度も見たことがありません。
トレースコースも重要で魚の頭に対してしっかりと後ろ側から追い越す感じ。
尚且つ、鼻先からの距離が詰まっていないと捕食対象にすら見られない事が多いですね。
サイトやクリアポンドでやる分にはアングラー側でアプローチ出来ますが、問題はマッディポンド。
トラウトの位置が分かっている前提で力を発揮するタイプのルアーなので、何も分からない状態で投げ続けると、逆に投げる理由を失いやすいルアーでもあります。
広く探る役割は他のルアーに任せ、あくまでセカンドやサード運用が前提のルアーです。
デッドスローメインで手返しが悪い

他のマイクロクランクよりもデッドスローが求められるため、手返しは正直悪いです。
パニクラやモカのようなプリプリ巻いてこれるマイクロクランクで反応が得られている時は出しどころではないですし、当然レンジサーチにも不向き。
裏を返せば役割分担が可能なので、マイクロクランクの締め役として残しておくと使いやすいですね。
私のメインフィールドは東山湖と裾パですが、魚のストック数が多くて大場所の東山湖なら優先的に使う必要はなし。
逆に魚が激スレなクリアポンドで、魚が手前に溜まりがちな裾パでは特別強いですね。
お助け系ルアーを凌ぐことも珍しくなく、場所とパターンにハマれば爆発力が非常に高いルアーだと感じます。
バイトが浅くタックルを選ぶ

バイトの出方を観察していると、ルアーの後方に付いて並走した後にハムハムするパターンが主。
メーカーでは鼻先を通して口を使ってしまうといったニュアンスの解説がされていますが、私が見ている限りでは他のルアーと同じくチェイスが発生しているケースが多かったです。
ただ、デッドスローの状況下なのでアタリの出方が弱々しく、バイト数の割には拾いきれない印象を受けました。
多くの方はUL~Lで胴調子系のロッドを使用していると思いますが、大型ポンドで強めのロッドかつPEタックル主体の私には正直キツイ。
ラインテンションを緩めにすればある程度は補えますが、柔らかめのロッドorナイロンタックルのどちらかは欲しいですね。
ダンゴウオのおすすめカラーとイチオシサイズ

最初から4種類そろえて尚且つカラーも揃えるとなると金額も馬鹿になりません。
ここでは実釣で活かせる選び方を整理しておきます。
全カラー&サイズ揃えてしまうエリアジャンキーの方はともかく、まずは1度使ってみたいよ~という方は参考にしてください。
私の結論としてはこんな感じ。
・1つだけ買うなら「SR-Low」
・2つ買うなら「SR-High、DR-High」
・余裕があるならピコピコイーグルプレイヤーまで入れると隙無し
最初に使うなら汎用性の高い「SR-Low」
とりあえず1つだけ使ってみたいという事であれば「SR-Low」を強く推奨します。
私自身「SR-Low」の使用率が最も高く、サイトの釣りから沖の巻きまでこなせるオールラウンダー。
DRのレンジまでは届かないものの、ロッドポジションで「SR-High」の穴埋めは充分可能です。
カラーについては後述しますが1つを使いまわすのであればウォルナットやエレクトリック、トリックブラウン等のレッドグロー&ナチュラル系が万能でおすすめ。
2つで全レンジカバーできる万能構成「SR-High+DR-High」
「とりあえず2つまでなら」という方には「SR-High+DR-High」のダブル構成がおすすめです。
ダンゴウオの強みを最も活かせる「SR-High」をベースに、「DR-High」で中層~手前の駆け上がりをカバー。
実釣ではDR-Lowの使用頻度があまり高くない事もあり、最低限この2つがあればダンゴウオの役割は成立します。
この場合のカラー選択論は明白で「SR-High」はサイトに使いやすいアサヒグローorシャイニーグリーンの2択。
「DR-High」はショコラオークやジャンブルペレットなど非グローの喰わせ系で補完すればOKです。
ダンゴウオの穴を埋めるならピコピコイーグルプレイヤー

ダンゴウオめちゃくちゃ愛用させてもらっていますが、1つだけ惜しい点がありました。
「SR-HighとSR-Lowの中間レンジを攻められるのが欲しい…。」
ダンゴウオ自体が他のマイクロクランクとは似て非なるものなので諦めていましたが、つい最近この中間を埋められるルアーを発見しました。
それがディスプラウトのピコピコイーグルプレイヤー。
細かい使用感は割愛しますが、「SR-HighとSR-Lowの中間を攻められるルアー」で、アクションの質もかなり似ているので更に細分化したい方はローテに組み込む価値が高いです。
ダンゴウオのおすすめカラーと選び方

ダンゴウオのカラー選びは役割に一貫性を持たせるのがおすすめ。
端的に言ってしまえばサイトなら見やすいカラー、DRでブレイクを攻めるならナチュラル系と言った感じの考え方ですね。
イチオシカラーは以下にピックアップしておきますので、迷っている方は参考にしてください。
サイト→シャイニーグリーンRG、アサヒグロー、デッドリーピンク
万能→エレクトリックRG、トリックブラウンR、サンドペレットRG
喰わせ→ショコラオーク、ジャンブルペレット、ブレンドオリーブ
赤字は中でも優先的に揃えておきたいカラー。
私のナンバーワンはアサヒグロー、ぶっちゃけ世間のナンバーワンはショコラオークといった感じですね。
カラー選びのベースとしては地味+レッドグロー系が汎用性高くおすすめ。
サイトなら高視認性カラー、喰わせに特化するなら非グローの地味系と揃えていきましょう。
まとめ

今回はスミス団子魚をインプレッションしました。
先発でぼこぼこ釣るような特攻隊長ではないものの、1日のどこかで必ず来る、あの動かない時間を繋いでくれる切り札です。
マイクロクランクがクランクの延長にいるのに対して、団子魚はもっと食わせに寄った特殊枠。
だからこそ、手持ちのスプーンやクランクで詰まった時に出す意味があります。
極限のタフコンを打開したい時
駆け上がりに付いた魚を食わせたい時
サイトで一匹を丁寧に獲りたい時
ダンゴウオはこういった局面で意味のあるルアーです。
1日の流れが止まった時に、もう一回魚に口を使わせてくれますよ。
本記事がルアー選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。