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【TIEMCOシュマリディープ48Fエリア】実釣インプレ!使い方や特徴を徹底解説

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こんにちは、伊豆釣り.comです。

今回はティムコのシュマリディープ48Fエリアをインプレッション!

 

正直、このミノーは先発にもエース運用にも不向き。

ビギナーさんの最初の1本としてはおすすめしません。

ウォブリングでのアピールは強めなのに浮上は遅いという相反する特性は出しどころを選ぶ。

 

ただ、セカンド以降の繋ぎとしてはとても優秀です。

特に反応が薄くなった魚を引っ張り出す力と、ローテの中で次の一手を見極めるための判断軸として、ポテンシャルの高さを感じます。

これまでの定石に囚われないからこそ、新たな一手を増やしたい人にはおすすめできるミノーですね。

シュマリディープ48Fエリアの特徴とざっくり評価

ボディサイズ:48mm

ウエイト:1.9g

フック:ヴァンフック BC-33F #9

リング:#0(ダブルリング)

アクション:強めのウォブリング

浮上速度:かなり遅い

適正操作:マジックジャーク、デジマキ

使いどころ:ハイフロート系ミノーへの反応が落ちた後、ローテ終盤

ジャンル内での立ち位置としては、ハイフローティング系の浮上ミノーが定番化した上での「スロー浮上ポジション」。

速い浮上で見切ってきた魚に対して、じっくり見せて食わせるコンセプトのルアーです。

 

ティムコのエリアルアーはフリクラやシュマリ55Fなど一通り使ってみましたが、タフコンやセカンド位置に属するようなものばかりでシュマリD48Fも完全に同じ系譜。

単発投げには向かないものの、タフっていく状況への移り変わりに強い。

ダブルクラッチやグリグリジャークといった王道ミノーとも相性補完が良く、シュマリD48Fはローテに組み込んで輝くタイプのルアーです。

シュマリディープ48Fエリアの良い点

シュマリディープ48Fエリアを使って良かった点は以下の通り。

反応が落ちた後に入れやすい

タフった原因の判断軸として使える

ピン撃ちに強い

反応が落ちた後に入れやすい

最大の強みは、強めのウォブリングとスロー浮上が同居しているところ。

普通、ウォブリングでしっかり水を押すミノーは浮上アクションも強めで速い傾向があります。

逆もしかり。

 

シュマリD48Fはこれらと違って、ただ巻きで潜らせる段階のウォブリングが強く、水をしっかり押してくれます。

それなのに、止めた時の浮上速度はめちゃくちゃ遅い。

体感ではスティルエリアチューンよりもスローで、浮上ミノーでは最遅クラスです。

 

寄せる強さと食わせる弱さを別工程で作れるので、浮上が速いミノーで反応が薄くなった後の繋ぎ役として最適。

これまで浮上ミノーをあれこれと触ってきましたが、考えてみればありそうでなかったタイプですね。

タフった原因の判断軸として使える

もう一つの強みが、ローテの中で「何で見切られているのか」を切り分ける軸として使えること。

浮上系ミノーで反応が落ちた時、原因の候補は大きく分けて3つです。

・サイズが大きすぎる

・アクションが強すぎる

・浮上アクションが強すぎる&速すぎる

 

例えばエース浮上ミノーで食わなくなった時、原因が「浮上速度」なのか「波動」なのか「サイズ感」なのか、普通は切り分けがしにくい。

そんな状況でシュマリD48Fを通して反応があれば、原因は浮上速度だったと分かります。

逆に反応がなければ、サイズを疑ってスティルエリアT2に落としたり、ザッガー50F1でアピールを1段階落とすといった次の手が見えてくる。

 

要するにシュマリD48Fを軸に置くことで、浮上系ミノーのセカンド側ローテが組みやすくなります。
1本で釣り切るルアーというよりは、ローテの判断材料を作るルアーとして優秀かなと感じました。

ピン撃ちに強い

駆け上がりや護岸沿いのような魚の位置が読み切れているピン撃ちは強いです。

普通の浮上ミノーはテンポが速い分、ひとつのピンに対して誘える時間が短いですが、シュマリD48Fは浮上が遅いのでルアーを長く見せ続けられます。

 

魚がある程度溜っている状態で浮上系ミノーは刺さりやすいですが、満遍なく魚影が濃いポンドなんてのはレアケースで、実際は特定のポイントだけに魚が溜っているような状態が普通。

特にサイトでマジックジャークをする際は、狙うゾーンがさらに絞られてくるので、縦方向への直進性も高いシュマリD48Fは武器になりましたね。

 

逆に魚の位置が読み切れていない状態で、広く探っていく用途には向きません。

こういった弱点については次項で解説しますが、基本的にはセカンド運用でこそ輝くミノーであるという認識は必須です。

シュマリディープ48Fエリアの注意点

シュマリD48Fエリアを使って気になった点は以下の通り。

エース運用には向かない

浮上が遅すぎる分、明確に手返しが悪いです。

1キャストに普通の倍以上かかる感覚で、無反応の時に投げ続けると、いたずらに時間を取られるだけになりがち。

しかも、状況によっては浮上の遅さが見切られる原因になったりもして、一概に食わせ力が高いとも言い切れない。

状況把握のサーチ用途や、高活性時に手数を稼ぐ場面には向いていません。

 

私の使い方としては、スティルエリア48HFのようなハイフロート系で反応を探って、次にダブルクラッチのようなエースミノーを投入。

シュマリD48Fを使うのはその後で、厳密には3番手といった感じかな。

この使い方を前提に置いておくと、ストレスなく付き合える1本になるかと思います。

先発で出すのはハイリスク

ミノーイング入門の1本や単体運用としては正直おすすめしません。

なぜなら、ローテーションを組めない状態で使うと活性の高い魚に長時間見せ続けることになるから。

なまじ寄せる力が強い反面、先発で投入すると、速度感の合わない個体を見切らせてスレを進ませるリスクがあります。

元々ハイアピールと食わせの矛盾を抱えているので、出しどころを間違えたら逆にデメリットになる構造ですね。

 

やはり最初はダブルクラッチやイーグルプレイヤーといった王道ミノーを先に揃えるのが無難。

あくまでメインではなく、タフった時の補助として投入する流れが一番噛み合います。

裏を返せば、すでに浮上ミノーを持っている人にとっては、引き出しを増やしたり後続へ繋げるための潤滑油として組み込みやすいミノーです。

アイチューンが他の浮上ミノーよりシビア

これはシュマリD48F特有の弱点で、結構気になった部分。

エリアミノーはトゥルーチューン必須が普通ですが、こいつはその中でも特にバランス感がシビアです。

スッとダイブするタイプよりもブレやすいというか、ウォブリングが強い分、アイのわずかなズレが増幅されやすいんだろうなと。

プライヤーで曲げる方法だと微調整が難しくてキリがないので、アイチューナーを使ったほうが圧倒的に楽。

私はスミスのアイチューナーを使っていますが、こういったシビアなプラグを調整する際は必須ですね。

 

シュマリD48Fはバランスがシビアな一方、しっかりトゥルーチューンが決まると扱いやすさが化けます。

ロッド主体で適当にジャークしても真っすぐ入るくらいに安定して、別物になりました。

最初の手間さえ越えれば、ミノー全体で見ても操作感はピカイチ。

シュマリディープ48Fエリアのおすすめカラー

シュマリD48Fはセカンド運用が基本なので、食わせ系カラーがおすすめ。

おすすめカラーは以下の通りです。

万能→イケテルブルバ、シルバーBKテール、スケブラウンBKテール

サイト→マットサイトレッドBKテール

 

カラーラインナップ全般が食わせ寄りなので、そこまで縛られるものではありませんが、水質を選ばない汎用性という面ではスケブラウンBKテールがおすすめ。

シュマリD48F自体が投げ倒すタイプのルアーではないので、最低限のカラーだけ揃えておけば十分かなと感じています。

唯一役割があるのはマットサイトレッドBKテールで、これはマッディポンドで護岸際に溜まった魚をネチる専用。

がっつり濁っていても背中の蛍光レッドが見えるので、浮上速度を活かしたサイトで使いやすいカラーです。

まとめ

シュマリD48Fは、浮上系ミノーの中でもスロー浮上に特化したセカンド以降の食わせ役。

向いているのは、ハイフロート系の浮上ミノーを既に揃えていて、ローテの解像度を上げたい人。

浮上速度を「速い・遅い」の軸で切り分けて運用することで、ハマる場面を狙い撃ちできるルアーです。

 

逆に向かないのは、浮上系ミノー1本目を探している人や、これ単体で広く撃ちたい人。

サーチ性能や手返しは他の浮上ミノーに劣るので、エースとしての運用には向きません。

 

浮上系ミノー全体で見ると、強い波動とスロー浮上を両立しているルアーは稀有。

スティルエリアチューンより浮上が遅いと感じるくらいなので、スロー浮上ポジションではかなり尖った性格を持っているなと。

ミノーへの反応が落ちてきたタイミングで、サイズと波動を維持したまま浮上速度だけを変えて投げ込める。

この「浮上速度の切り分け」を1つで成立させてくれるのが、シュマリD48Fをローテに組み込む意味です。

本記事がルアー選びの参考になれば幸いです。

当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。

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