
こんにちは、伊豆釣り.comです。
今回はウォーターランドの「ナナマルスッポリネット」をインプレッション!
エリアトラウトの大型狙いで1シーズン使い込んでみました。
元々はPROXのラバーネットを6年間使っていたのですが、大型トラウトを狙う機会が増えてきたので追加購入。
週2ペースで通い詰めて、1シーズンで2000匹ほど掬いきりました。
大型狙いはもちろん、数釣りを含めた使用感が気になる方は参考にしていただければ幸いです。
ナナマルスッポリネットの特徴とざっくり評価

数釣り:★★★☆☆
大型魚:★★★★★
携帯性:★★★★☆
耐久性:★★★★☆
軽量性:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
ナナマルスッポリネットは大型トラウト専用のエリアネット。
構造としてはよくある伸縮タイプで、PROXのOEM品なのではないかと思います。(さらに大本がいるのかも)
大型専用とはいえ小型用途としても特に不便さはなく、少し大型に寄せた汎用ネットというのが私の結論。
あくまでメイン用途としての使用感は維持したまま、「ちょいちょい混じる大型トラウトのキャッチ率をあげたい」という方に最適ですね。
使用者はそこそこ多く朝の待機列で1つや2つは見かけますが、4色ラインナップのおかげでダブりにくいのも地味に嬉しいポイント。
ナナマルスッポリネットの良い点

ナナマルスッポリネットを使って良いと感じた点は以下の通り。
大型トラウトの掬いやすさは随一
数釣りでも大は小を兼ねられる
実釣での重量感はPROXとほぼ同等
大型トラウトの掬いやすさは随一

私が通っているエリアはMAX65センチ程度とサイズ的には飛びぬけて大きいわけではないのですが、異常に体高があってパワフルです。
ネットインも大変ですが、キャッチ後の暴れがとにかく激しい。
これまで使っていたPROXのネットでも大型のキャッチはできますが、ネットイン後に枠自体を手で押さえる必要がありました。
ナナマルスッポリネットに替えてからは、大型のランディングもかなり余裕。
半分テキトーに枠を突き出しても捕れますし、枠を押さえなくても飛び出る心配はまずありません。
大型が入った状態で水面に魚を付けても、「くの字」にならない程度の広さがあります。
ただ、余裕綽々かというとそうでもないのが正直なところ。
ナナマルを名乗るだけの枠はありますが、裏を返せば70アップがジャストの印象で、名前から想像していたほどの余白はありません。
とはいえ、エリアトラウト用で大きいネット自体が希少ですし、大型狙いのスタンダードがこれになるのかなぁと思います。
オフショア用のネットやウェーディング用の大枠もありますが、網が深すぎてエリア用途として現実的ではないですからね。
数釣りでも大は小を兼ねられる

デカい枠は小物に不向きと考えていましたが、使ってみたら逆でした。
枠のサイズとリーチの恩恵でキャッチ率が上がります。
網の深さも必要十分レベルでダブつくこともないですし、リリースの動作も特に変わらずといった感じかな。
写真のような20センチクラスだと謎のシュールさはありますが、流石にリリーサー案件でしょう。
また、35センチ程度の中型だと、「足元まで寄せたけどもう一回ダッシュされそう…」みたいな時が多々ありますが、ゴリ押しで掬えることが増えました。
小型でも空振りが明らかに減ったので、しっかりネットインしたい人は数釣り用途としても全然アリだと思います。
特に私が通う裾パのように、アベレージが30~35センチのエリアとは相性抜群。
リリーサーを使うリスクが高く都度ネットインが必要になりますし、足元での抵抗が激しいので掬いやすさが武器になります。
東山湖みたいな「小型から大型までごちゃ混ぜのブラックボックスポンド」でも文字通り大は小を兼ねられそう。
実釣での重量感はPROXとほぼ同等

枠の大きさに対して、拍子抜けするくらい軽い。
以前使っていたPROXのネットも軽かったですが、自重自体は大して変わらないんじゃないかなと思います。
どちらもアルミ製でリーチも同じとなると、枠とネットの重量差しかないはずですからね。
ちなみにトーナメント用のネットはカーボン素材で、もう一段軽かったりします。
とはいえ、普通に楽しむならアルミでも十分快適。
浅底ネットだと大型のキャッチが困難ですし、競技的な釣りには興味ないので私は使わなくなりました。
ナナマルスッポリネットの注意点

ナナマルスッポリネットを使って注意すべきと感じた点は以下の通り。
ネットインしたまま接写しにくい
伸縮機構は長期使用に不向き
相変わらずネジが消える(対策可)
ネットインしたまま接写しにくい

メタい視点ですが、掬った魚をネットに入れたまま撮ろうとすると、地味にやりにくい。
私はブログでのインプレ用に、ルアーを咥えた顔をドアップで一枚、みたいな絵を撮りたくなる時が多々あります。
ところが網が深いせいで魚とスマホの距離を詰めるのが難しく、寄りたい距離まで近づけられない。
どうしても撮りたい時は網を傾けて、底が浅い縁部分に魚の頭が来るようにして撮影しています。
また、網にロッドを乗せて釣果写真を撮る人もいると思いますが、底が深いぶんロッドと魚の距離が離れがちです。
そうなると必要以上に魚側のボケが強くなってしまったり、相対的に魚が小さく見える的な微妙な弊害があったりなかったり。
大型を確実にキャッチして飛び出させない為の深さでもあるので、ここはトレードオフって感じかな。
汎用性とコスパを重視したい方はPROXネットの方がおすすめ。
伸縮機構は長期使用に不向き



この伸縮機構は、遅かれ早かれ壊れます。(1枚目はPROXの同タイプ、2、3枚目が正常な状態)
同じタイプのネットは3個目ですが、過去のやつはどれも3年ほどで駄目になりました。
作りが同じである以上、これも同じ道をたどるはずで半永久的な耐久性は期待していません。
壊れ方も毎回決まっていて、伸縮用のスプリングがへたって、ロックのポッチが戻らなくなる。
こうなると枠を畳んで収納する動作ができなくなり、携帯性が落ちます。
唯一の救いは、壊れても完全には死なないこと。
畳めなくはなるものの、伸ばしっぱなしで良ければそのまま掬えます。
車に積むとき邪魔なだけで、そこに目を瞑ることが出来ればある意味では高耐久といえなくもない。
ちなみに今回は伸ばしっぱなしの状態をベースにして、なるべくポッチを使わないようにしています。
1シーズンなのでまだ何とも言えませんが、この使い方なら5年はもつはず…。
相変わらずネジが消える(対策可)


このタイプのネットはネジが消えます。
今回も案の定、気づかぬうちに片方なくなっていて笑ってしまいました。
もはや誰かが勝手に抜いているのではないかと疑いたくなるレベル。
PROXの記事でも書きましたが、ホームセンターに全く同じサイズのネジが売っているので、必ず覚えておいてください。
釣り場でも片方ない状態で使っている人をよく見かけます。
購入時もドライバーでキツく締め直した方が良さげ。
まとめ

ナナマルスッポリネットは大型狙いに限らず、メイン用途としても使い回せる大枠ネット。
私の結論としては「大型狙い専門ではなく、数釣りしつつ大型への対応力をあげたい方向けの一本」ですね。
大枠ならではの掬いやすさは数釣りでもプラスに働きますし、重量感や操作性が普通のネットと殆ど変わらない点も魅力。
正直、コスパという面においてはPROXラバーランディングネットが圧倒的なので、ここはお財布やスタイルと要相談といった感じ。
最大の選び所はホームエリアを含め、どこまでのサイズを許容するかという話になりそうです。
本記事がネット選びの参考になれば幸いです。
当サイトでは他にも様々なインプレ記事を書いておりますので、カタログスペックでは分からない実釣インプレが見たい方は是非参考にしてくださいね。