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伊豆半島からの釣りブログ

【初心者向け】遠投カゴ釣りの仕掛けと必要なもの一覧!後悔しないアイテム選びを手助けします

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こんにちは伊豆釣り.comです。

今回は遠投カゴ釣りに必要なアイテムをまとめて紹介!

 

「必要なものが分からない…」というビギナーさんに向けて、遠投カゴ師の私が分かりやすく1から説明していきます。

 

失敗しない選び方や私のおすすめアイテムもあわせて解説しますので、初期投資で後悔したくない方は是非参考にしてください。

本記事では私の実釣経験を元に紹介しておりますので、安心して頼っていただければ幸いです。

【早見表】遠投カゴ釣りに必要なもの一覧

まず初めに遠投カゴ釣りに必要なアイテムを列挙します。

次項から1つずつ丁寧に解説しますので、まずは流し見でOKです。

重複して買わないように手持ちの道具と照らし合わせてください。

 

必要なアイテム一覧

・遠投カゴ

・遠投ウキ

・天秤

・クッションゴム

・からまん棒

・シモリ玉

・ウキ止め糸

・ウキスイベル

・仕掛け(ハリス&針)

 

以上が遠投カゴ釣りで最低限必要なアイテムです。

数の多さに辟易している人もいるかもしれませんが、順番に分かりやすく解説していきますのでご安心を。

 

私が実際に使っているおすすめアイテムも紹介しますので、こだわりがなければ真似してもらっても構いません。

ビギナーさん向けにコスパ重視で長く使えるものをチョイスします。

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ロッドやリールと言った基本タックルはこちらの記事で解説しておりますので、まだ揃えていない方は併せて参考にしてください。

遠投カゴ釣りに必要な仕掛けを徹底解説!

ここからは遠投カゴ釣りに必要な仕掛けを解説していきます。

ウキやカゴなどの基本装備から小物類にいたるまで、遠投カゴ釣りでは全て必須の道具です。

 

1つでも欠けると遠投カゴ釣りはできませんので、順番に覚えていきましょう。

種類が多すぎて迷子になってしまう方は私のおすすめも参考にしてくださいね。

エサを遠投するためのカゴ

遠投カゴ釣りで最も大事なのは、なんといってもカゴ。

一般的には遠投に適した砲弾型タイプを使います。

 

「遠投性・エサの撒き具合」など重要な役割を担っていますので、カゴは妥協できない部分です。

 

大抵のカゴは8~20号がラインナップされていますが、磯竿4号でメインになるのは「12号と15号」です。

磯竿3号で遠投カゴ釣りを行う際は「10号と12号」がメインとなります。

 

ロスト対策として、上記を基準に2つ揃えておくのが無難。

竿によって扱いやすい号数に差はありますが、12号であればロッドを選ばず万能に扱えますのでおすすめです。

コスパと性能に優れたカゴ

ビギナーさんに圧倒的おすすめなのは、アポロシリーズ。
コマセと付け餌を収納する部分が仕切られており、エサ詰めがスムーズにできる工夫が施されています。
 
また、上部と側面に穴が開いており、それらでコマセの放出具合も可能。
ビギナーさんにありがちな「エサがカゴに詰まって放出されないトラブル」を防ぐことができます。
 
飛距離も実釣では申し分ないレベルですし、コマセの収納量もありバランスに優れたカゴですね。
コスパも良くて幅広い使い方が出来るので、最初の1つとしては申し分ありません。

遠投カゴ釣り専用の大型ウキ

遠投カゴ釣りは重い仕掛けを遠投するため、専用の大型ウキが必要。

一般的なウキだと視認性が足りず、仕掛けを支えるための浮力も足りないからですね。

 

ウキに関してもおよそ10~20号がラインナップされていますが、こちらは扱うカゴを起点に用意します。

まずは竿の号数を基準にカゴを選び、カゴの基準でウキを選ぶという流れを覚えてください。

 

ウキの選び方は、組み合わせるカゴの号数よりも1ランク上がセオリーです。

何故なら、カゴに撒きエサを入れることで、カゴが実際の号数よりも重くなるから。

 

つまり「10号カゴを使う際は12号ウキ」といった感じで用意することになります。

(例:12号カゴ→15号ウキ、15号カゴ→18号ウキ)

 

ウキによってはカラーラインナップがありますが、「赤・オレンジ・ピンク」がオールマイティに使えて無難。

ロスト対策や隣との色ダブりを避けるため、上記から最低2色は持っておきたい所です。

あらゆる点で完成された最高のウキ

私のおすすめはアポロウキ。
これまで様々なウキを使ってきましたが、総合的に見たら間違いなくNo1のスペックです。
 
大きな羽で視認性はグッド、斜めに埋め込まれているのでライントラブルは皆無。
細長い形で飛距離は最高クラスで、足部分がないので折れるリスクもありません。
カラーリングも複数あって、尚且つコスパも最高クラス。
あらゆる点で完成された最高のウキだと思います。
 
カラーリングに関しては、「ピンクorオレンジ」のどちらかがおすすめ。
号数に関しては15号が万能です。
浮力が少し大きめに作られているので、12号と15号のカゴどちらも扱えますよ。

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こちらの記事でウキを解説していますので、自分で選びたい方は参考にしてください。

仕掛け絡みを防ぐ天秤

天秤はカゴとハリスの距離を離し、仕掛け絡みを防ぐアイテム。

天秤にも様々な種類がありますが、アームを大きくするほど仕掛け絡みのリスクが下がります。

 

一方で、小さい天秤を使うとリスクは上がりますが、遠投性は上がります。

ここはトレードオフになっているので好みかな。

飛距離とトラブル対策どちらを優先するかで判断しましょう。

圧倒的飛距離の天秤

私のおすすめはピアレの天秤ですね。
ピアレの製品はいわゆる高級品で、どれも性能は良いのですが価格がネック。
 
しかし、ピアレの天秤だけはそこまで高くありません。
性能に関してはお墨付きで、アームが短く遠投性がずば抜けています。
 
また、アームが独立して回転するようになっていますので、「飛距離も出て絡みにくい」という相反する2つを兼ね備えた、最強天秤ですね。
飛距離で釣果が決まる遠投カゴ釣りにおいて、コストをかけず周りと差をつけられるアイテムだと思います。
仕掛け絡み対策に長けた天秤

私は飛距離を優先するタイプなのでピアレ天秤を勧めましたが、ビギナーさんにおすすめするとしたらアポロアームですね。
アポロカゴ、アポロウキと並んで圧倒的シェアを誇る天秤です。
 
アームがしなやかで長く、本来の役割である仕掛け絡みを徹底的に軽減することが出来ます。
ビギナーさんは仕掛け絡みを起こしやすいので、扱いに慣れるまではこちらを使った方が良いかもしれませんね。

ラインブレイクとバラシを防ぐクッションゴム

遠投カゴ釣りでは重い仕掛けを使うので、どうしてもロッドパワーが過剰になることが多いです。

 

魚に対してロッドが硬いと、通常はラインブレイクやバラシに繋がります。

それを防ぐのがクッションゴムの役割。

クッションゴムなしでも遠投カゴ釣りはできますが、実際に試してみたところバラシが頻発してしまったのて必須だと確信しています。

 

特にアジやイサキなどの口切れを防ぐには必要不可欠。

大物が掛かった際にも伸びる事でラインブレイクを防いでくれます。

特に最もバラやすいタモ入れ時や、手前で突っ込まれた際に大きな効果を発揮しますね。

伸縮性とコスパに長けたクッションゴム

ビギナーさんはコスパに優れたゴムヨリトリがおすすめ。
種類が色々あって分からなくなりがちですが、上記リンクは遠投カゴ釣りに最適な太さ・長さを私が選んでおります。
 
太さに関しては適合ハリスを参考に、可能な限り細くしてください。
余分に太くしてしまうと飛距離低下に繋がります。
 
長さに関しては30~50センチと短めでOK!
何故なら、ナイロンラインで遠投カゴ釣りをする場合、本線自体が伸びてクッションとなってくれるからです。

ウキのライン絡みを防ぐからまん棒

からまん棒はウキ周りのトラブルを軽減するアイテム。

遠投カゴ釣りにおいては、ウキとカゴの接触を回避する事でハリス絡みを防いでくれます。

小さなパーツですが、遠投カゴ釣りでは必ずつけるようにしましょう。

からまん棒はコスパ重視

からまん棒はそこまで差がつく部分ではありませんので、安価なもので充分です。
コスパに優れたオーナーのからまんピンがおすすめ。(名前は違いますが用途は同じです。)
 
1点だけ注意するとするならば、I字型で大きいタイプを使用してください。
フカセ釣りで使うような小型タイプはズレてしまいます。

ウキスイベルを制御するシモリ玉

シモリ玉はウキの移動を抑制するアイテム。

ウキ止め糸でシモリ玉が止まることで、ウキスイベルがウキ止めを抜けてしまう事故を防ぐ役割があります。

 

遠投カゴ釣りにおいては、テーパー式で大き目のシモリ玉を使用します。

ロッドのガイドが大きい分、シモリ玉をガイドへ巻き込まないようにするためですね。

また、丸形タイプは紛失しやすいので、多角形になっているタイプが転がらず便利です。

多角形で転がらないシモリ玉

私のおすすめはヨーヅリのシモリ玉ですね。
前述のように多角形になっているので、釣り場でポロっと落としても転がらないので便利です。
複数色入っておりますので、ラインと違う色を選べる点もありがたい。

太目のウキ止め糸

ウキ止め糸は狙うタナを決めるためのアイテム。

 

糸タイプとゴムタイプがありますが、圧倒的に糸タイプがおすすめ。

ゴムタイプは摩擦が強いのでガイドを傷めますし、ガイドの抜けも悪いからです。

 

遠投カゴ釣りでは太タイプのウキ止め糸を使用。

出来合い品ではなく、必ず自分で結ぶタイプを使いましょう。

コスパが全然違いますし、ウキ止め糸の締め付け具合も自分で調整できますからね。

結び方も簡単に覚えられますので、結び方が分からないからと食わず嫌いする必要はありません。

ズレないウキ止め糸

私はオーナーのガッチリウキ止め糸を愛用しています。
サイズに関しては太タイプ一択なので、間違えないようにご注意ください。
 
ざらっとした質感で、他のウキ止め糸よりもガッチリ固定してくれます。
私はタナボケ防止対策で、4回巻きつけた物を2つ付けますね。

ウキを手軽に付け替えるウキスイベル

ウキスイベルの役割は、ウキのライン滑りを良くすることと、ウキをワンタッチで付け替えられるようにすること。

 

このパーツに関しては、良いものを選んでおいた方が良いです。

安いものだと釣り最中に割れたり、すぐ錆びたりしますからね。

 

良いものは錆びず壊れないので、何回も使いまわすことが出来て結果的に安上がりです。

また、遠投カゴ釣り専用のウキスイベルもありましたが、実際に使ったところライン絡みが多発したのでこれは不要だと判断しました。

遠投カゴ釣りのウキは重いので通常のもので使えますが、現在は滑りの良いセラミックタイプがよりトラブルレスで快適だと考えています。

トラブルレスで長く使えるウキスイベル

私のおすすめはヨーヅリのスルルセラミックですね。
チヌ釣りで使い始めたのがきっかけですが、スイベル周りのトラブルがなくなりました。
割れる事もなく錆びないので、洗って使いまわしています。

ハリス&針は市販でもOK

一般的に仕掛けと呼ばれる部分はここ。

基本としてハリス4号、長さ3mの1本針がオールマイティに扱えます。

 

遠投カゴ釣りではカゴから撒きエサと付けエサが放出されて同調しますので、ハリスは長いほど有利。

しかし、ビギナーさんが長いハリスを扱う事は難しいので、最初は1m程度で問題ありません。

仕掛けが自作出来ない方なら、こういった市販品でOK!

アジやソーダガツオなど中型以下の青物を数釣りしたい場合は、ショートハリスで2,3本針のタイプが手返しが良く有利です。

 

 

安上がりですし、ハリスや針を自分で選びながら作るのも楽しみの1つになりますよ。

多点針おすすめ市販仕掛け

アジやサバといった小型回遊魚の数釣りをしたい場合は、多点針のタイプが有利です。

私のおすすめはハヤブサの「ひとっ飛び」シリーズですね。

 

バケ針2つに、オキアミをつける空針1つの構成になっています。

ショートタイプなのでビギナーさんでも扱いやすく、バケ針のバリエーションが豊富で空針でも充分に戦うことが出来ます。

 

特に餌取りの多い夏の遠投カゴ釣りでは、オキアミを取られてしまったら終了です。

しかし、バケ針がついていればオキアミを取られても、アジやサバ、ワカシショゴといった小青物を狙うことが出来ます。

 

一方で、チヌ真鯛といった、付けエサとロングハリス必須の魚を狙うにはめっぽう不向きです。

1本針のおすすめ市販仕掛け

中型魚以上を狙う場合、1本針が基本となります。

1本針を扱う場合はロングハリスを扱うことになりますが、ビギナーさんが3メートル以上のハリスをいきなり扱う事は現実的に難しいでしょう。

 

まずは2メートルから扱いに慣れる始める事をおすすめします。

というのも、2メートルの1本針仕掛けであれば安く済ませる裏技があるのです。

 

それが、磯釣り用のハリス付き針ですね。

リンク先は遠投カゴ釣りに最適なものを選んでおりますが、チヌ針4号前後のハリス4号2メートルがおすすめとなります。

 

遠投カゴ釣り用の1本針仕掛けは3セットで500円近くしますが、こちらであれば9セットで500円以下に済みます。

3倍近くコスパが良くなりますので、遠投カゴ釣りの1本針仕掛けを探している方はこっそり使ってみてくださいね。

仕掛けを自作したい人へ

仕掛けを自作する場合は、ハリスと針を単品で揃えて結びます。

おすすめの針とハリスをまとめた記事を貼っておきますので、興味ある方は是非チャレンジしてみてください。

www.izutsuri.com

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あったら便利なアイテム

必要なアイテムは一通り解説しましたが、便利アイテムを紹介します。

めちゃくちゃ捗るので予算に余裕があれば是非揃えてください。

竿立て

正直なところ、竿立ては必須レベルです。

遠投竿は重いので、常に手で持っておくのは大変。

 

ロッドを直置きするビギナーさんも多いですが、大切な道具に傷がつきますし、踏まれるリスクもあるのでやめましょう。

クーラーボックスに取り付けるタイプが望ましいですが、安価な三脚タイプでも充分です。

ロストを防ぐウキパラソル

遠投カゴ釣りをしているといつかは高切れを経験することになります。
そんな時にウキを回収できるのがウキパラソルですね。
フローティングタイプのSサイズがおすすめ。
ウキを2~3回も回収できれば直ぐに元は取れますので、長い目で見ればお得です。
 
ウキパラソルはビギナーさんほど必要になるアイテムですが、これを持っていない人は本当に多い。
私はこれまで自分のウキに留まらず、他人のウキや竿を幾度となく回収してきました。
これでレスキューした金額は数万円はくだらないでしょう。
 
あなたが高切れした時、周りに優しい人がいればこれを使って助けてくれるかもしれません。
しかし、そう都合よい場面は期待すべきではありません。
不意にロストしても自分で回収できるように、万全の態勢で臨むべきです。
 
また、本記事を読んでいる方には、隣のウキや竿を回収してあげる優しい釣り人であって欲しいと願っています。
周りで高切れして困っている人がいれば是非、声をかけて助けてあげてください。

小物類を保管するケース

小物類を収納するのにバーサスのケースがおすすめ。

ルアーでも餌釣りでも重宝しています。

コンパクトで携帯性も良いですし、小分けにしておけば準備も楽になりますよ。

まとめ

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今回は遠投カゴ釣りで必要なものを一挙紹介しました。

一度に全てを揃えきる必要はありませんので、本記事を読み直して徐々に揃えていただければと思います。

 

特にロッドやリールなどの高価な釣り具がないなら、入念に考えるべきですね。

 

当サイトには遠投カゴ釣りデビューの手助けになるよう記事が他にもあります。

ビギナーさん向け記事のリンクを貼っておきますので、併せて参考にしていただけたら幸いです。

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