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伊豆半島からの釣りブログ

【完全版】遠投カゴ釣り入門!基本を分かりやすくレクチャーします

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こんにちは、伊豆釣り.comです。

今回は遠投カゴ釣りの基本について、伊豆半島本場カゴ師の私が丁寧にレクチャーしていきます。

遠投カゴ釣りへの挑戦を考えているビギナーさんや、セオリーを知りたい方は参考にしてください。

 

本記事は、基本知識を網羅的にまとめた遠投カゴ釣り講座になります。

各項に配置したリンク先で詳しい知識を深掘りすることもできますので、 理解を深めたい経験者さんも役立てていただければ幸いです。

遠投カゴ釣りってどんな釣り⁉︎

遠投カゴ釣りをシンプルに表現すると「エサの入ったカゴを投げるウキ釣り」です。

 

海釣り経験者さんなら1度はサビキ釣りの経験があるかと思います。

サビキにウキをつけて投げる仕掛けを「投げサビキ」と呼びますが、仕組み自体はこの投げサビキと近しいものです。

 

投げサビキと違う点は「餌が本物である事」と「仕掛けを潮に乗せて流す事」の2つ。

 

遠投カゴ釣りの仕組みは後ほど説明しますが、ビギナーさんでもレアな魚を手堅く狙える合理性が人気の理由です。

次項では遠投カゴ釣りの特徴やメリットなど、基礎的な部分に触れていきます。

遠投カゴ釣りの魅力

遠投カゴ釣りが多くの釣り人に愛される理由。

それは釣果と言う面において、圧倒的な実釣力を持つからです。

 

より具体的には「狙える魚種が幅広い」「難しいテクニックがいらない」というのが遠投カゴ釣り特有の強みになります。

次項から詳しく解説していきます。

遠投カゴ釣りで釣れる魚

遠投カゴ釣りでは、陸から狙える魚の大半がターゲット。

完全な肉食魚でなければ、小型魚から大型魚まで幅広く狙うことができます。

ターゲットが多いという事は常に何らかの魚を狙うことができるため、通年で釣果が安定しやすい釣法ともいえます。

 

具体的な魚種は「アジ、サバ、ブリ、カンパチ、ソーダカツオ、シイラ、イサキ、メジナクロダイ真鯛」など。

例を挙げたらキリがありませんが、上記は堤防から毎年安定して狙えるターゲットです。

ビギナーさんでも釣果を出しやすい

遠投カゴ釣りが人気の理由は釣果の出しやすさにあります。

要するにビギナーさんでもベテラン並みの釣果が望めるという事ですね。

 

例えば、近縁のフカセ釣りでは潮を読む力が必須です。

多くの釣りではテクニック面で釣果に差が出てしまうものですが、遠投カゴ釣りでは小手先のテクニックはさほど関係ありません。

もちろんベテランの方が釣果は伸びますが、ビギナーさんであっても釣果が出しやすいことが大きな強みといえます。

 

ちなみに、遠投カゴ釣りでは飛距離が最も釣果を左右します。

遠投カゴ釣りを極めるという事は、遠投力を鍛えるのと同義に近いので、腕の良し悪しは単純明快ですね。

次項からは一歩踏み込んで、遠投カゴ釣りの仕組みについて解説していきます。

遠投カゴ釣りの仕組みと流れ

本項では遠投カゴ釣りで魚が釣れるまでの流れを説明します。

細かい所作は省きますので、まずは簡単に仕組みだけ理解してください。

1.カゴにコマセと刺し餌を詰めて遠投する

キャストの前準備として、まずは専用のカゴにコマセを詰めます。

同時に、ハリに刺し餌を付け、コマセと一緒にカゴへ収容することで準備完了。

なるべく沖へ向けて仕掛けをキャストします。

2.コマセと刺し餌を放出させて潮に流す

仕掛けをキャストしたら、リールのベールを空けたままラインを送り出します。

設定したタナに到達するとウキが立ちますので、ロッドをシャクってコマセと刺し餌を放出。

 

コマセと刺し餌はそのまま潮に乗り、ウキと一緒に流れていきます。

(ウキに反応が無かったら仕掛けを回収し、最初の作業から繰り返すことになります。)

3.ウキが沈んだらロッドを煽って針に掛ける

コマセに寄ってきた魚が、間違えて刺し餌に食いつくことでヒット。

魚が仕掛けを引っ張る事でウキが沈みますので、ロッドを煽って針を口に掛けます。

4.魚とファイトして釣り上げる

ロッドのパワーを利用して魚を寄せていきます。

小さめの魚はそのまま抜き上げ、大きめの魚はタモで掬ってください。

これで無事キャッチとなり、遠投カゴ釣りの流れは終了です。

 

まとめ

1.カゴにコマセと刺し餌を詰める

2.遠投してタナまで沈める

3.コマセと刺し餌を放出する

4.刺し餌を食った魚が釣れる

 

遠投カゴ釣りは一見複雑そうに見えますが、実は他のウキ釣りと大差ありません。

仕組み自体はシンプルなので、こうして聞くと幾分とっつきやすいのではないでしょうか?

遠投カゴ釣りの特徴

本項では遠投カゴ釣りの基礎知識を解説。

一歩踏み込んだ内容になってきますが、遠投カゴ釣りを始めるにあたって本質を理解することは重要です。

混乱しないようシンプルに要点だけ触れますので、是非チェックしてください。

遠投カゴ釣りのメリット

遠投カゴ釣りのメリットは以下の3点。

・圧倒的飛距離で沖の回遊魚を狙える

・刺し餌とコマセの同調が確実にできる

・タナボケしない

次項から詳しく解説していきます。

圧倒的飛距離で沖の回遊魚を狙える

遠投カゴ釣りの強みは、名前の通り圧倒的な遠投性能にあります。

ウキ釣りにおいては間違いなく飛距離ナンバーワンの釣法ですね。

 

遠投できるメリットは何といっても沖の回遊魚を狙えるという事。

沖の青物や深場のタイを筆頭に、陸からは中々狙えない魚をターゲットにすることができます。

 

具体的な飛距離としては、ビギナーさんでも50メートルは手堅く、70メートル程度までは誰でもキャスト可能。

ベテランであれば100m以上のド遠投も望め、他のウキ釣りとは一線を画します。

刺し餌とコマセを確実に同調できる

遠投カゴ釣りでは刺し餌とコマセを確実に同調させることができます。

(同調:コマセの煙幕に刺し餌が紛れこんでいる状態)

 

この同調というのは本来とても難しいことですが、遠投カゴ釣りではビギナーさんでも沖の深場で同調ができてしまうのが大きな強み。

誰がやっても刺し餌がコマセの煙幕に必ず紛れ込む為、賢い魚を容易く欺いてヒットさせることができるというワケです。

タナボケしない

遠投カゴ釣りは任意の深さを攻められることも強みです。

浅場の回遊魚からベタ底のロックフィッシュまで全て対応可能!

これはウキ釣りならではのメリットで、反応のあるタナを効率的に探すことができます。

 

例えば、水深20mから始めて毎投1mずつ深くするなんてことも容易。

タナボケしない為、狙ったタナを確実に攻めることができます。

(タナボケ:仕掛けが意図した深さになっていない状態)

 

また、ヘビーな仕掛けを扱うことから風やウネリにも耐性があり、タフコンに強い事も特徴です。

遠投カゴ釣りのデメリット

遠投カゴ釣りのデメリットは以下の3点。

・手返しが悪い

・スペースが必要

・スタミナを使う

次項から詳しく解説していきます。

手返しが悪い

遠投カゴ釣りは1投にかかる時間が長いため、小魚の数釣りには不向きです。

イワシや小鯖など、手前を回遊する小型魚を狙うのであれば、手返しの良いサビキや投げサビキに軍配があがるといった感じですね。

 

ただし、遠投カゴ釣りには針が複数ついた仕掛けがありますので、ターゲットに合わせて使いわけることで、ある程度のカバーはできます。

特にアジなどは少し沖を回遊していることが多く、遠投カゴ釣りが有利な場面が多いです。

 

また、遠投カゴ釣りは本物のエサを遠投することができるため、サビキに見向きもしない中型魚を釣る能力はずば抜けて高いです。

ある程度のスペースが必要

遠投カゴ釣りの明確なデメリットは周りとのスペースですね。

仕掛けを遠投して横に流していくため、隣との間隔が必要になります。

夏場のハイシーズンはずらっとウキが並び、お祭りには注意が必要です。

 

特に釣り場が被りやすいショアジギング(青物狙いのルアー釣り)とは相性が悪く、後からルアーマンの潮上側にエントリーするのはタブーと考えて良いでしょう。

 

一方、同じ遠投カゴ釣り同士であれば距離間は近めでも大丈夫です。

隣とキャストのタイミングを合わせて平行に仕掛けを流しましょう。

混雑する釣り場ではトラブルを避けるため、声をかけて協力することをおすすめします。

 

また、遠投カゴ釣りでは5メートル近いロッドを使うため、前後のスペースが必要な点も要注意です。

遠投カゴ釣りは堤防や磯などのオープンエリアがメインフィールド。

バックスペースのない小場所では成り立たない可能性があります。

スタミナを使う

遠投カゴ釣りでは100gを超える仕掛けを投げるため、 必然的にロッドやリールなどもヘビーになります。

慣れればロッドのしなりを利用して軽く投げることができますが、キャスト面でそれなりのパワーは必要ですね。

成人男性であれば何ら問題ない程度ですが、子供や女性には少しハードかもしれません。

 

しかし、非力な方は柔らかいロッド&軽い仕掛けを組み合わせることで、疲労感を軽減して遠投することができます。

遠投カゴ釣りでは年配のベテランも多いですからね。

 

決してパワー=飛距離ではありません。

最大限の遠投をするには、自分の体力で活かせるタックルを揃えることが重要です。

遠投カゴ釣りで使うエサについて

本項では遠投カゴ釣りで扱うエサについて簡単に説明します。

時期やターゲットによって異なりますので、狙う魚に合わせてチョイスしてください。

 

尚、魚を寄せる為の撒きエサをコマセ、針につけるエサを刺し餌といいます。

こちらは基本単語なので覚えおきましょう

コマセはアミエビorオキアミ

コマセにはアミエビ、もしくはオキアミを用います。

双方は狙う魚に合わせて使い分けるのがセオリー。

魚種によってはブレンドした方が効果的なこともあります。

 

以下にターゲットごとの表をまとめておきますので参考にしてください。

アミエビ:アジ、サバ、ワカシ、ソーダガツオ

アミエビ&オキアミ:イナダ、ショゴ、ペンペン

オキアミ:クロダイ真鯛メジナ、イサキ、ワラサ

 

コマセには冷凍ブロックを使いますが、手軽なチューブタイプもあります。

中型魚までであれば問題なく釣れますので、冷凍コマセが面倒な方は有効活用してください。

アミ姫のような常温アミエビでも可能ですが、カゴズバのようにオキアミがベースの専用コマセが望ましいです。
粒が大きいので遠投カゴ釣りに向いており、特に中~大型魚を狙うのであれば差が出ます。
刺し餌はオキアミを使用

遠投カゴ釣りでは刺し餌にオキアミを用います。

狙うターゲットによってサイズが異なりますので、以下の目安を参考にしてください。

 

Sサイズ:アジ、サバ、ウリボウ(小型イサキ)、コッパグレ(小型メジナ)

Mサイズ:イサキ、ワカシ、ソーダガツオ、ペンペン(小型シイラ)、メジナ

Lサイズ:クロダイ真鯛、イナダ(ワラサ)、ショゴ

 

冷凍エサが面倒だという方には常温オキアミがおすすめ。

運解凍の手間が減り、手がコマセ臭くなることもありません。

常温コマセと合わせて使えば、お手軽に遠投カゴ釣りを楽しむことができますよ。

遠投カゴ釣りのタックル解説

本項からは遠投カゴ釣りの基本タックルを解説していきます。

尚、タックルについては以下記事で詳しく解説しておりますので、じっくり見たい方は別途参考にしてください。

www.izutsuri.com

本記事ではセオリー的な部分だけをシンプルに解説します。

遠投カゴ釣りのロッドについて

遠投カゴ釣りでは遠投モデルと呼ばれる、専用の磯竿を使います。

基本的な最低条件は以下の通り。

・3号or4号

・長さ4〜5メートル前後

・スピニングリール専用

 

遠投カゴ釣りのセオリーは4号5.3mとなります。

サビキ釣りなどとは違って、ロッドの性能によって釣果に大きな差が出るため要注意。

最低限の扱いやすさ、遠投性能を確保するのであれば大手メーカー性のエントリーモデルを推奨します。

 

グレードごとのおすすめロッドは以下記事で解説しています。

予算に合わせて選びたい方は参考にしてください。

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ビギナーさんへの結論を挙げると、おすすめのロッドはダイワのリバティクラブ磯風の4号5.3mモデル。

エントリーモデルの中では1番性能が高い遠投磯竿になります。

遠投カゴ釣りを筆頭に、最も多くのアングラーに愛用されているリバティクラブ磯風。

予算1万円前後で考えている方にはイチオシのロッドです。

 

私も実際に遠投カゴ釣りで3号と4号を使い込んでいますので、じっくり解説をみたい方は以下インプレ記事を参考にしてください。

・リバティクラブ磯風3-45のインプレはこちら

・リバティクラブ磯風4-53のインプレはこちら

遠投カゴ釣りのリールについて

遠投カゴ釣りでは主にスピニングリールを使います。

汎用モデルと投げ専用モデルがありますが、どちらでもOK。

汎用モデルは軽量性のメリットがあり、投げ専用モデルには飛距離のメリットがあります。

 

遠投カゴ釣りにおけるリールの最低条件は、ナイロン5号が150メートル巻けることです。

これを満たすには大型モデルが必要となりますので、ビギナーさんは新しいリールが必要となるでしょう。

番手については汎用モデルでは5000~6000番、投げリールでは4000~5000番が目安にしてください。

 

遠投カゴ釣りを真剣にやり込むのであれば、個人的には投げリールがおすすめですね。

飛距離が釣果を左右する釣りなので、投げ専用リールは釣果アップに大きく貢献します。

 

尚、おすすめの投げリールに関しては以下記事で解説しておりますので、興味がある人は参考にしてください。

www.izutsuri.com

結論としてビギナーさんにおすすめのリールはダイワのクロスキャスト。

伊豆半島の遠投カゴ釣りでは最も多くの方が愛用しているリールになります。

クロスキャストの強みは圧倒的な遠投性能。
低価格ながらも最高峰の飛距離を誇り、パワー面も申し分ないコスパ最強リールです。
 

実際に遠投カゴ釣りで5年以上使い込んでいますので、興味のある方は以下インプレ記事を参考にしてください。

・【遠投カゴ釣り最強】クロスキャスト4000QDのインプレはこちら

遠投カゴ釣りのラインについて

遠投カゴ釣りではナイロンラインの5~6号を使います。

長さは200mが基本となりますが、ラインキャパシティが足りなければ150mでも問題ありません。

 

遠投カゴ釣りはライン選択が非常に大事です。

安いラインはクセがつきやすので穂先に絡みやすく、実釣ではストレスフル。

 

ロッドが長いので解くのが大変ですし、絡んだ状態で投げてしまうと高切れで仕掛けの全ロストに繋がります。

ラインをケチると却って高い出費に繋がってしまいますので、予算を抑えたい方であってもラインだけは妥協しないでください。

飛距離と扱いやすさに長けた、遠投カゴ釣り専用ラインがおすすめです。

ナイロンラインは星の数ほどありますが、私はサンラインの遠投カゴ釣り専用ラインに落ち着いています。
最近リニューアルされましたが、遠投カゴ釣りでは最も扱いやすいラインであることは間違いありません。

遠投カゴ釣りの仕掛けについて

遠投カゴ釣りをするにあたって、仕掛け構成には以下のアイテムが必要になります。

・遠投カゴ

・遠投ウキ

・天秤

・クッションゴム

・からまん棒

・シモリ玉

・ウキ止め糸

・ウキスイベル

・仕掛け(ハリス&針)

 

遠投カゴ釣りの仕掛けは上から順に以下の順番で取り付けます。

「ウキ止め糸→シモリ玉→ウキスイベル&遠投ウキ→天秤→カゴ&クッションゴム→ハリス→針」

ビギナーさんには数が多く大変ですが、一度揃えてしまえば長く使えますので初期投資と考えましょう。

 

尚、仕掛けについては以下記事で解説しておりますので、実際に取り揃えていきたい方は別途参考にしてください。

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小物類1つずつの役割や、私が愛用しているおすすめアイテムを紹介しています。

 

また、各アイテムごとに別記事で詳しく解説しておりますので、ピンポイントで見たい情報がある方は以下リンクを参考にしてください。

・遠投ウキの解説とおすすめはこちら

・遠投カゴの解説とおすすめはこちら

・ハリスの解説とおすすめはこちら

・針の解説とおすすめはこちら

遠投カゴ釣り3種類の派生タックルについて

遠投カゴ釣りには3つのタックルが存在します。

・ナイロンタックル

・PEタックル

・両軸タックル

本記事で紹介したのは、最も一般的なナイロンタックルですね。

トラブルレスの快適性を重視した、初~中級者向けの装備になります。

 

一方、派生形であるPEタックルと両軸タックルのメリットは、更なる飛距離の増加です。

特に両軸タックルは遠投カゴ釣りの極みとされ、ベテランが好むタックルでもあります。

 

ただし、未経験のビギナーさんにはおすすめできません。

以下に解説記事を貼っておきますので、経験を積んだらチャレンジしてみてください。

・遠投カゴ釣りPEタックル解説はこちら

・遠投カゴ釣り両軸タックル解説はこちら

まとめ

今回の遠投カゴ釣りの基本について解説しました。

「興味はあるけど難しそう…」と感じている方にとって、本記事が遠投カゴ釣りデビューの足掛かりになれば幸いです。

 

当サイトでは様々な遠投カゴ釣りの記事を書いております。

各記事を読むことで遠投カゴ釣りについて詳しく理解することができますので、少しずつ覚えていきましょう。

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